●この記事を読む人：海外就労に興味のあるR25

「駐在員生活はキラキラしていて良いな！」
「いつもインスタ見ているけど楽しそう！」
「いいな〜タイに住みたい / 海外で働いてみたい」

綺麗なコンドミニアム、プール、サウナ、ジム、十分すぎる設備で過ごす生活はかなり快適。

上写真：自宅

結論、「海外で働く方がマシ」と個人的には思う。

ただ最近「しばらく日本で働いてから海外で挑戦するほうがいいんじゃないか」とも思う。実は今、迷える子羊なのだ。メェメェ。

今回はタイでの仕事に対して、いい面以外も見えるようになってきたので、少しまとめてみた。

「きっと海外キャリアに興味ある人は多いはずだ。そうだ個人の経験を押し付けてみよう」というエゴイズムな私をどうか許して。

（置かれる状況によって、意見は変わると思うので、あくまでも一例として参考にしていただければ幸いでございます）

上写真：ソンクランを楽しむイッヌ

タイ就労のいい面

仕事面
・仕事の幅が広くなり、できることが爆増する
・外国人相手に交渉することもあるので、海外での交渉術を学べる
・大局的に物事を見るようになる
・「なんだ、海外でもやれるじゃん」と確かな自信がつく
プライベート面
・「次は1人グランピングしよう」と1人遊びの上達が著しい
・「性別が２つと考えていた頃が懐かしい」と固定概念がほぼなくなる
・何が怖いかわからなくなるので行動しやすくなる
・あらゆる人種に対して寛容になる
・勝手に1人でいろんなことを始める

いい面がいろいろあるのは事実。

これも状況によって変わってくるので一概にはいえないけど、個人的な話であれば、組織規模が大きい日本本社で過ごすよりも機会は多くあるんじゃないかと思うし、機会を生み出しやすい環境にいるので、飽き性な性格である自分にとっては最高。

また僕は25歳で、社内外問わずご一緒する方は30~40代の方が多く、仕事のレベルの高さに圧倒されることが多くある。必然的に視座が上がり、常に謙虚でいられることも一つのメリットかと思う。

より厳しい環境を、よりちゃんレンジングな環境に身をおいて、アドレナリン大解放したい！という方はチャレンジする価値ありの環境でござんす。

タイ就労の注意したい点

仕事面
・異文化をなめてはいけない
・商習慣の違いはもっとなめてはいけない
・本社側に現地の状況を理解してもらえない
・仕事を教えてくれる人がいない or 放置気味になる
・現地マネジメントむずすぎ
・基本自己解決
プライベート面
・孤独
・生活周りでトラブルは頻繁に起きる
・友人と気さくに遊べない、つまり孤独
・面白いことがあっても共有できないor理解されない、つまり孤独
・一皿100円で食える回ってる寿司が見当たらない
・近所のエロマッサージの勧誘がうざい

文化商習慣の違いがあるのは当然ですが、これにかなり悩まされる、、。思っている以上に違います。

自分も理解しようと必死で寄り添うものの、「解せぬ」と思うこともしばしば。

最近は細かいことは全然気にならなくなりましたが、自分の中で調整していくのは時間がかかります。

上写真：帰り道、なんとなく撮ってしまう渋滞。

また自分の状況について気軽に相談できる人は少ない。なぜなら現地にいないとわからないことがほとんどのため、状況を共有してもピンとこないからですね。

そのため、自己解決か、現地で活躍する社内外の人に教えてもら卯しかないけど、基本的に教えてもらうという機会は少なくなるのが一つの懸念点。

あと、基本的に孤独。僕は1人が大好きでずっと1人で過ごしているけども、タイでは社内の人同士で遊ぶ光景をあまり見ないし、会社以外の友人を作るのはなかなか難しい、、。（自分がコミュ症だけなのかもしれない）


なので1人でいる時間がかなり増えるかもしれない。
（「1人は無理だ、、」という方は厳しい現実があるかも、、、、、。）

【悲しい話、聞いてください】
社内のタイ人メンバー全員に「キャンプ行こうぜ」って行ったらみんなノリ気だったので、わざわざ有給までとって免許取りに行った。
後日、ノリノリで現地メンバーに取得ホヤホヤの免許を見せると「やっぱみんな行かないから、キャンプはなしで」と言われ、それからグローバルな人間不信になった。

全員にはおすすめできない。

「そもそも海外で挑戦したいという人のほうが少数派なのでは」と書いているうちに思えてきて、「一体これは誰に書いているんだ」となってきたので、ここで一旦締め。

一つ言えるのは、テレビでやっているような海外移住の憧れはおそらく1ヶ月で飽きるだろうし、それ以上に苦しい思いをすることが多くなる”可能性がある”のが海外就労かと、、。

でも個人的には、
海外での仕事はめちゃくちゃ楽しい！！と思うようにしているし、
やっぱタイ人って優しいよなぁ〜と思うようにしている。

中には海外就労に憧れてきたものの、現実に苦しみ帰国する人もいれば、海外じゃないと嫌だと、チャレンジし続ける人もいる。

どのリスクをとって、どの安定を捨てるか。

逆然り、どの安定をとって、どのチャレンジを捨てるか。

人生って取捨選択の連続だなと、思う今日この頃でした。