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アメリカの大学入試/Audition

アメリカの大学の入試(私の場合は芸術系ですのでオーディションと面接)でのトラブル、嫌がらせに近い事を受けたので書いたいと思います。

大学入試の手続き

まず私は三ヶ月のサマープログラムでその大学に行きました。私が利用した留学サポート会社の内容には本入学のオーディションも受けられると記載されていましたのでそのプログラムを選びました。いざ三ヶ月の体験が始まった際そのようなオーディションの案内はなく、自ら手続きを行わないといけない事がわかりました。その為、学校のオーデションの部署に連絡し必要書類、オーデションの日時、いつまでに書類が必要かなど慣れない英語でやりとりをおこないました。
その際、高校、大学の成績証明書が必要なのでもってこいといわれたので、期限までそこまで日にちもなかった為、オフィスに直接もっていきました。
しかし急いでいた為、原本を渡してしまったのが私のミスでした

書類が返却できない

一向に連絡がないのでフォローアップした所、書類はある機関をとおして送らなければいけないということをその時初めて言われました。急いでオフィスに向かい、渡した書類の返却を求めましたが、それは出来ない。との一点張り。訳がわかりませんでした。じゃあなぜ受け取ったのかという話になりますし、返却出来ないなどというルールはおかしいはずです。ですがダラダラと英語で言い訳され結局返却されませんでした。

後から分かった事ですが、アメリカの大学の受付で働いている人は学生のパートタイム(アルバイト)であることが多いです。なので私の書類を受け取った人物は学生で何か分からず受け取り紛失したのでしょう。紛失した事を理解したオフィスの人間がそのことを隠すために返却できないと言ったのでしょう。

さらにアメリカの大学の様々な部署やオフィスの人々は日本の様に丁寧な対応はしてくれません。ほとんど何も知識もない人が働いていたり、適当な人がとても多いです。人によって言っている事が違ったりするなんて日常茶飯事。
今思えば彼らの非道な対応をボスに連絡する、学校運営に通告するなど方法があったではと思います。

それからなんとか早急に成績証明書を日本にいる家族に取得してもらい期間を通して送ってもらいオーデイションに間に合いました。大学の教授とオーデションの準備をして望んだのですが、オーデションでさらなるトラブルに巻き込まれました。


専攻学科が違う。

オーディション当日。広いスクリーンがある会場に集合し、受験番号が出たら係のスタッフ(学生)が準備場所に連れて行き、数分の入試問題の初見、準備時間が与えられ、その後オーデションの試験部屋まで案内してくれるという流れになっていました。

女性のスタッフに準備場所に連れて行かれ、そこでオーディション問題を数分見る時間が与えられました。見せられた時その問題に違和感がありましたが、よく分からず大丈夫だとスタッフに伝え学生は退出。部屋を閉めた後廊下にはその学生の友達が数人おり急に大笑いをしはじめました。私は不審に思いましたが時間がないのでオーデションの準備を始めました。

違和感を覚えたままオーデションの行われる部屋に入った際、私の試験問題、共感が専攻分野と全く違うことに気づきました。私は専攻分野が違うことを伝え、問題も始めてみるから時間をくれ、同じ専攻の試験管への変更を伝えましたが、オーデションの試験官は変わることなく時間もなく専攻問題を問題を渡され、すぐ行うハメになりました。準備してきたものを披露しましたが試験管は担当専攻外なので興味なし。
退出する際に首を横に振っていて、案の定不合格になりました。


適当なスタッフ、試験官、システム

日本の大学でこの様な適当な入試などありえませんが、アメリカの大学の管理は適当です。おそらくそのスタッフの学生は私が専攻と違っていることをすぐに分かったのでしょう。それに気づかなかった私を廊下で嘲笑っていたのです。
私がオーディション準備室の段階で間違いに気づき、正規のオーディションに変更できていたら話は変わっていたかもしれません。

日本に帰国した後再度日本でオーデションを受けて無事入学はできました。日本で受けた際はこの様なトラブルはありませんでした。

ルーズな人への対策

アメリカはオーデションのような重要なことでも学生がバイトでおこなっていたり、ふざけて嫌がらせなども平気であります。何事も最善の注意を払い本当に正しいかどうか確認しながら物事を進めていくことをお勧めします。ありえないトラブルやずさんな対応をする人間もたくさんいます。その中でちゃんとした人を見つけることはとても難しいので、時間がかかっても慎重に進めてください。トラブルがあればすぐに偉い人、部署への苦情をメールする。(後のために文章で残しておくこと。州によって違法かどうか確認しなければいけませんが、電話は録音するのも一つの手です。その際電話の主の名前を本人に言わせる事がベストです。)トラブルのもとである人物の名前、無理なら特徴は覚えておきましょう。


夏は人がいなくなる

留学は華やかでかっこ良いイメージはある人もいるとは思いますが、適当でルーズな人が働いていたり学生が適当にアルバイトしてることがほとんどです。それに夏は休暇をとっている教授や部署の人間が多いので大学にちゃんとした人物が少ないです。さらにその穴を埋めるために授業を取らない学生で国や実家に帰郷しない人がアルバイトしている人数も増えているのでさらにルーズです。


留学を考えている人へ

留学を考えている人は入試に向けての勉強と準備だけでなく、トラブルに遭遇しない様に慎重な行動、起きた場合凛とした態度で強気な姿勢で対処するように心がけてください。大学の人を信用せず正しいかどうか情報収取も行い見極めましょう。

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