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【開催記録】サービスデザイン思考ー「モノづくりから、コトづくりへ」をこえてー

2022年11月5日(土)にインフォバーンの井登さんをお呼びして「サービスデザイン思考」の対面セミナーを名古屋で実施しました。

会場の手配や申し込みサイトの作成などの作業はほぼ勅使さんが実施していて、自分は補助的な運営でしたが、久しぶりの対面セミナーで、コロナ前の3年前の記憶を呼び起こしながら準備していました。

当日はプロジェクターの接続がなかなか上手くいかなかったり、会場の無線LANが繋がらなかったり(これは会場提供元に問い合わせて対処しても最後まで解決できなかった…)と色々トラブルがあるな〜と思いながらも大筋は順調にいったかなと思います。

サービスとは

井登さんのサービスデザイン思考の話は何回か聞いている話ではありますが、改めてなるほどと思うところがありました。

「サービス」とは、
他者(人工物を含む)との関係で成立する相互行為である。

他者との「関係性」や相互行為が大事。
以前講演を聞いたときもこの「関係性」というキーワードが気になっていました。

そしてこの「関係性」の中で価値が生まれていく
例えばペットボトルの飲み物が、飲み物そのものだけでは「価値」というのは完成せずに、人に飲んでもらって、美味しいや喉が潤ったと思ったり、感じてもらうことによって「価値」が完成する。
改めて書くと当たり前のことだが大事なこと。

「価値」というの人工物に単独で宿っているのではなく、他者との相互行為(水だと飲む)ことによって「価値」が見出される

企業は「価値提案」しかできない

また、サービスは顧客が使うまで「価値」はわからない。
そのことから企業側は「価値提案」しかできない(「価値提供」はできない)
企業側がこういう「価値」があるよという「提案」だけができ、顧客がそれを使うことによって「価値」が見出される。

ということは、顧客が使ったあとにどんな価値があったのかを聞いたり検証したりすることがとても大事だと思いました。(だって使うまでどんな価値になるかどかわからないから)

参加者同士の対話のファシリテート

後半は僭越ながら自分のファシリテートによる参加者同士の対話セクションを実施しました。
久しぶりの対面でのセミナーファシリテートだったので、緊張して喋りながら息継ぎのタイミングがわからなかったですw

まずは個人で振り返って、その内容をグループでシェアして、全体にシェアする
個人の振り返りでは「今日の期待」「印象に残ったところ」「今後に活かせそうなところ」を付箋に記入してもらい、その内容を3〜4人のグループでシェアしました。

個人での振り返り

皆さん積極的に振り返ってくれて、付箋への記入も多く、グループでのシェア・対話も盛り上がっていました。

アンケートの感想でも「後半のグループディスカッションが面白かった」や「理解したことを言語化されている様子が聞いていて勉強になりました」などいい反応もいただけてとてもよかったです。
(これがサービスを使ったあとしか分からない価値ですね。これをわかるようにするアンケートってやはり大事ですね!)

この対話ところは、自分は正直、場を作るガイドをしただけです。
講義を聞くだけでなく、少しでも自分自身で言語化したり、他の人の意見に触れることによって、また自分にも気づきが生まれてきます。

まさに他者との相互作用、関係性(参加者同士や参加者と運営)によって価値が生まれていっていると思いました。

コンテンツは主催者側から提供するだけでなく、参加者同士の中にたくさんあるんだなと改めて思いました。

これがもっと砕けたものが懇親会ですね。
今回の懇親会も楽しかったです。
懇親会も久しぶりすぎて一次会で帰宅しましたw

久しぶりの対面セミナーも楽しかったし、色々学びもありました。
引き続き名古屋での色々な活動を進めていきたいと思った次第です。

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