見出し画像

映画「レッスン!」感想

あらすじ

実話を基に、ニューヨークの不良高校生と社交ダンスの指導者との交流を熱くさわやかに綴る青春ストーリー。主演はアントニオ・バンデラス。ニューヨークのスラム街。社交ダンス教室を運営するピエール・デュレインは、地元高校生の荒廃ぶりを目の当たりにして、生徒たちの更正に社交ダンスで一役買いたいと自ら高校に乗り込んでくる。

感想

実話をもとにしたということを知らず、内容もあまり分からずに見始めた。見終わってから「実話なのでは?」と感じてネット検索をして実話だと知る。やっぱりそうだったのか!っていうのと、これが本当にあったことなんて、現実ってすごいなぁと改めて思う。

海外の、日本にはないダンス文化(プロムなど)が根付いてて、ダンスがより身近なものだと感じたのと、外国人の生まれ持ったリズム感の良さや、幅広い人種が暮らしている感じも海外だなということを思いながら見ていた。

問題児ばかりの生徒のところに、社交ダンスを教えようと思う主人公のガッツや、生徒たちのブーイングにも負けず生徒の心を動かしていく言動や行動がすごいなと思ったし、素敵だった。
性格や素行、環境に問題がある生徒たちが、息苦しい生活の中でダンスを楽しんでいる姿や、人と繋がって人を信用しようとする姿がよかった。

黒人差別を私は身近で感じる機会はほとんどないけど、アメリカや他の国では根深くあって、貧困や格差、他にもいろんな問題を抱えながら生きている人たちがたくさんいるんだろうなということを考えた。

差別は確実にあって、いまだになくなってはないけれど、そーいう環境に手を差し伸べる人がいてくれることが救いだし、そーいう世界がいいなと思った。
差別をなくすという活動はしてないけれど、少なくとも私自身が、差別や偏見を持たないようにしたいし優しくありたい。

この記事が参加している募集

映画感想文

サポートしてもいいよって方がいてくれるのなら、私にとって天使に等しいです。