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こどもの運動能力を伸ばす‐理論編‐

いつもお読みいただきありがとうございます。
C-I Baseballの佐藤です。

今回は「こどもの運動能力を伸ばす」をテーマに書いていきます。

|C-I Baseball Academy

活動背景-CIB Academy-

まずはじめに、私たちC-I Baseballでは小学生を対象としたアカデミー事業を2024年1月よりスタートしました。当アカデミーでは、野球をプレーする上での身体のベースをつくり、現在これからの野球に活かせる総合力を養成することを目的に活動しています。

すなわち、選手個々の運動基礎をつくり、
野球のパフォーマンスにつなげることを目指しています。

子供の運動能力を伸ばすと単に申し上げましたが、そのためには、選手に対し自分の身体を理解するための教育的側面、成長期の特徴である発達運動学的側面など、さまざまな視点を考慮したプログラムが求められます。

小学生の世代には「とにかく「遊び」が必要だ!」遊びの中からさまざなルールや動きなど、ゲーム性のある興味を持った内容で意欲的に、大きく動くことが成長過程において必要なことを専門家の報告でもよく目にします。

競技を行う小学生に関わるために、私たち専門家が与えられる運動機能の改善に貢献したい思いが強く、動き出した次第です。

CIB Academy

当アカデミーでは、3か月を1クールとしてフィジカルテストを実施し、短期・長期ゴールを設定し、選手の運動能力向上を目標に活動しています。

また、自分の身体の動きを数値化・図式化することで、”身体の現在地”を選手自身・保護者の方々に知ってもらうことから開始しました。

フィジカルチェックの項目には現代の小学生の身体の特徴を踏まえ、野球競技に不可欠なファンクショナル要素パフォーマンス要素を中心に行いました。

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