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日本人の誰もが本当は欲している、日本のこころ

先日の「まほろば」講座で、白駒妃登美先生がお話してくださった、境野勝悟先生の『日本のこころの教育』をやっと読みました。
 
 



「やっと」というのは、実は何年か前にも白駒先生が境野先生のお話をされて、この本については知っていたのです。
 
でも、なかなか手に取るまでいかず……😅
 

 
今回、白駒先生の熱い話を聞いて、「これは読んでおかないと!」と思って、手にしたのでした。
 
 


私は日本語の力とか、日本語に込められているエネルギー的な意味はいろいろ勉強してきましたが、
 
それよりも、まず知っておくべき一番身近な日本語の本当の意味、

それから「君が代」の意味を、ちゃんと自分に腑に落としてなかったことを、思い知りました。
 


ちゃんとこの本を読んで、よかったです😭
 
 


 
「日本語の『さようなら』とはどういう意味なんだ?」
 
境野先生が、勤めていたミッションスクールのドイツ人の校長にそう問われたのが、この「日本人のこころの教育」の始まりです。
 

 
今の日本人の多くは、第二次大戦後の教育を受けてきています。
 
それはズバリ言うと、日本の、日本人のプライドを削ぐための教育でした。
 

 
でも本来の日本人は、「戦争に負けた国」とか「ものをハッキリ言えないだめな国民性」ではなく、

世界に誇り、憧れられるような、素晴らしい歴史と感性を持っているのです。


 
それを知る機会が、とくに学校教育の場に無さ過ぎる。
 


境野先生はそんな思いを持って、この本の基になっている講演会を、花巻東高校で行ったのではないかと思います。
 

 
「日本人が本来持つ精神性」に、1人でも多くの人に気づいてほしいというのは、私が今活動していることと繋がります。
 

ですがそれは、例えば「神社好き」とか精神世界、スピリチュアルに興味があるような人しかまだピンとこないかな? と思っていました。
 
 

でも、白駒先生によると、境野先生のこの1回の講演会から、花巻東高校は校風がガラリと変わったそうです。
 

この講演会が本になったのが平成13年ですが、その校風は今でも続いていると言います。
 

そのくらい、生徒にも先生にも、たぶん保護者にも影響を与えたのでしょう。
 
 
「こんにちは」
「さようなら」
「おとうさん」
「おかあさん」


の言葉は、どこからできているのか?
 
 

私自身、白駒先生の話を聞くまでは深くは知らなかったのですが、こんなシンプルな問いの答えにこそ、日本人の在り方、精神性が活きていることを改めて知りました。
 
 
そして何より、このような話を高校生がしっかりと受け止めていったこと、このような話こそ、実は多くの日本人が求めていることなんだな、というのを感じ、嬉しくもなりました。
 
 
私たちが何気なく使っている
 
「こんにちは」
「さようなら」
「おとうさん」
「おかあさん」


この4つの言葉の、本当の意味。

そして、「君が代」の本当の意味。
 
 

やはり日本人なら誰もが、このことに心が動かされるのですね。
 
 

日本人の心の大本には、「お日様(太陽)を敬い、感謝し、太陽のいのちを生きる」というものがあると、境野先生は言います。
 
 
太陽を中心とした自然、大地を敬い、大事にし、すべてと繋がって生きる。
 
 
私もそんな思いを大切に生きたいと思っています。
 
 

そして、一人でも多くの日本人が、そんな生き方を「取り戻す」お手伝いをしていきたいと、改めて思いました。
 
 
それが、私の「まなゆい」を伝えること、言霊の力を伝えることに繋がるのですよね。
 



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