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善光寺に近いクラブなので、ゆる~く善光寺の事を調べてみた

ども!長野県長野市にあるフィットネスクラブの支配人をしているこばやしです。クラブは善光寺まで歩いて行ける距離にあります。シニア向けのフィットネスクラブや子ども向けスイミングの運営をしたり、万が一の時に役立つ救急法の普及活動もしています。学生時代水泳部からの水泳経験を生かして、プールでレッスンもやっています。

競合ひしめく長野市のフィットネス業界でどこも生き抜くことに必死だったところにコロナの追い打ち。「選択と集中」でこの荒波を乗り切ってやろうと今年1月にシニア向けクラブにコンセプトリニューアルオープンしたフィットネスクラブのお話です。

長野にくる大切なお客様をガイドするため調べました。

都内からくるタキミカさんが善光寺を参拝したいというのでガイドをします

令和3年9月23日(祝)日本最高齢インストラクタータキミカさんのイベントをするにあたり、タキミカさんより前日に善光寺を参拝したいとご連絡があったので、せっかくなんでご一緒しますー!と名乗り上げたものの、善光寺の事ってあまり知らないことに気づきました。

そんなこんなで、善光寺の事を調べてみました!

※本当にざっくりなので、間違っていたらすいません。書き方など失礼あったらすいません。

善光寺をざっくりと

・飛鳥時代 推古天皇のころ、644年に建立 今から1400年前

・本田善光(よしみつ)様が開山 その名前が善光寺の由来に

・ご本尊は一光三尊阿弥陀如来像。この像は秘仏で誰も見たことがない。かわりに前立本尊があり、御開帳の時に回向柱と紐でつながれる。回向柱に触るとご利益があるのはこのため。2021年の御開帳はコロナの為、2022年に延期。過去もきれいに7年単位ではなかったらしい。

・善光寺は無宗派。いずれの宗派も持たず、誰でも極楽浄土に行ける。「牛にひかれて善光寺参り」にもあるように女人も受け入れるお寺。女人禁制のお寺には珍しく、万人を受け入れ、大本願のお上人様は代々尼僧侶。

・天台宗の大勧進と、浄土宗の大本願が善光寺を守っている

・現当二世といわれ、参拝するとあの世とこの世でご利益があるスーパーお寺。なので、古くから「遠くとも一度は参れ善光寺」とか、「一生に一度は善光寺参り」と言われ、多くの方が参拝に訪れる。年間600万人。江戸時代には、「御開帳でみんなが善光寺を信仰するので地獄が暇だ」という笑い話もあったとのこと。

・創建以来11回も火事になっている。なんと、毎月の消防訓練を行っています。善光寺が火事に合ってしまった本当に悲しいですからね。

・越前などから江戸に行く北国街道の宿場町として栄えた。

・石畳は7777枚あり、大竹屋平兵衛より寄進された。荒くれ者の息子を誤って刺してしまい善光寺に弔った際に、参道の足場が悪く寄進したとのこと。切り出した石は多くの参拝者で平らになっていったらしい。

宿坊の意味がわかりました

宿坊はお寺です。善光寺を守り、参拝に訪れた人々をお世話をする役目をしています。善光寺の周りにいっぱいあって、みんなで大事に善光寺を守っているという感じ。もともと、宿泊をして早朝から始まるお朝事にいくための宿のようです。

・それぞれにご本尊があり住職がいる

・善光寺には39の宿坊がある

・善光寺は無宗派だが、境内にある天台宗の「大勧進」と浄土宗の「大本願」の二つのお寺に守られ、「院」とつく宿坊は天台宗の大勧進にお仕えし、「坊」とつく宿坊は浄土宗の大本願にお仕えしている。

・精進料理をいただけたり、写経が出来たり、善光寺のお話を住職から聞ける。

・健康ZONE100には宿坊の皆様も多く通っていらっしゃいます。

仁王門について

・2度焼けている

・阿吽の呼吸と言われる、阿行、吽行が通常と逆に配置

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仲見世通り

・七味唐辛子で有名な、八幡屋磯五郎は江戸中期に、仲見世通りに店を出していて、みんな買っていくので、江戸への通行手形代わりになっていたとか。

・60件ほど軒を連ねる

・今は結構おしゃれなお店が沢山並んでいます。スタバもあるよ。

・脇にある小道を入ってすぐに、釈迦堂というお寺があり、亡くなったお釈迦様が頭を北向き、顔を西向きにして祀られている。お彼岸の時などたまにしか見れない。七福神の毘沙門天も祀られていて、七福神のおみくじがあり、引くとおみくじと、金色の小さい七福神がもらえる。

六地蔵菩薩

・天界、人界、修羅界、畜生界、飢餓界、地獄界

・地獄界のお地蔵さまは一刻も早く救済にいこうと片足を踏み外している。子どもを救ってくれるお地蔵様らしい。

・お地蔵さんの前でオン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカと唱え合掌するとご利益がある。

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善光寺山門

・山門前でちょっとかがんで本堂を見ると、本堂が浮かぶように見える。これは極楽浄土をイメージしたもの。計算されている。

・山門の下に行き本堂を見ると、山門の柱の中にすっぽりと本堂があり、まるで額縁に入っているかのように見える。

・山門に掲げられている善光寺の文字の中に、鳩が5匹、牛の顔も描かれている。

・山門を出て左わきに、仏足跡というものがあり、お釈迦様の足跡が石に刻まれています。参拝すると足腰が丈夫になるそうです。

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牛にひかれて善光寺参り

・強欲で信心が薄いおばあさんがいて、ある時洗濯をしていたら牛が来て角にその布が引っかかった。ずっとついって行った先が善光寺。牛はふっと消えてその正体は仏様でした。それ以来は、善光寺に導いてくれたことを感謝し、信心深くなり極楽浄土に行けた話。

・思いもしない事や他人に導かれていいことがあるというような諺

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善光寺本堂

・単純にデザインがかっこいい

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・本堂内部 奥行50m

・中に入るとまずおびんずる様のお出迎え。横にある松は親鸞聖人がお供えした松。一年中緑の松のように、ずっと本尊をお祀りしたいという想い。あの浄土真宗の親鸞聖人も善光寺を訪れていたのですね~親鸞聖人のおっきな像も境内にあります。

・来迎二十五菩薩像はどう数えても1体多く、その辺にいる係のおじさまに聞いてもわからないというので、少し調べたら、一名お坊さん?がいる様子。極楽浄土からお亡くなりになった方を迎えに来ている。よく見ると一つ雲の上には誰も乗っておらずそこに亡くなった方を乗せるみたい。本堂に入ったら、是非数えてみてください。

・不滅の常灯明は1400年ずっと灯し続けられている。オリンピックの聖火どころの話じゃなく、これだけでもご利益がありそう。

・本堂の左隅にある瑠璃壇にご本尊が祀られている。普段は鳳凰と龍の絵が描かれている戸帳が閉じられているが、毎朝のお朝事にはその戸帳が上げられ、前立本尊があらわれる。ご本尊はその奥にいらっしゃるのかな?ご本尊は、秘仏で善光寺を管理している大勧進の貫主様や浄土宗のお上人様でも見たことがないとのこと。

・365日毎日、お朝事を行っている。夏は5時半ごろから。お朝事を終えた法要の導師さまからお数珠頂戴と言って、並んでいる参拝者の頭に数珠を乗せていただける。今はコロナ禍の為実施していない。下の写真は6時30分くらい。多分このくらいからお数珠頂戴が始まっていたのだと思います。

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・参拝方法は、そっとお賽銭を入れて、合掌しながらナムアミダブを8回唱え、9回目にナムアミダブツと言い最後に一礼をする。とにかく南無阿弥陀仏と唱えることで極楽浄土へ行ける。神社の二礼二拍一礼ではないです。

・お戒壇巡りは、注意して下さい。本当に真っ暗なので。ご本尊の一光三尊阿弥陀如来像の真下にカギがあり、それに触れることが出来たら願いが叶うとのことです。入って、右側の壁をずっとたどると触れるみたい。

以上、とーっても、ゆる~い感じの善光寺情報でした。参拝の時の参考になればうれしいです。これで、タキミカさんの善光寺ガイドは出来そうです。

とてもご利益がありそうな七福神めぐりもやってみているので、また報告しますねー。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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