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2歳から学ぶ・人間関係 基本のき

最近の出来事を深掘りしてみる。

珪藻土のマットって、いいやんって思ってたんです。すぐ乾くし何番目のお風呂でも気持ちよく使えるし。

でもそれは「タオル地のバスマットの不快さ」を知っている私と旦那だからだった。

珪藻土のバスマットしか知らない息子には、珪藻土が不快だったらしい。タオル地のバスマット、ふわふわだよね。息子はいつも一番風呂だから、なおさら。足の裏が張りつく感じがするのか?嫌な理由は分からないけれど、自分の主張を話せないのはなにも子どもだけのことではない。

大人になって、かたまった人間関係のなかにいればいるほど、自分の都合の良い方に考え、選択していることが多くなる。良かれと思って…のときもあるし、無意識のこともある。

自分が見えている世界、自分が持っている価値観が全てではないのだ。言葉にすると当たり前のことだけど、なぜか忘れてしまいがち。

「相手の立場にたって」と言うことはあっても、相手の価値観・相手の感情を完全に理解することはできない。でも「理解できない」と割り切ってしまったら、それ以上理解できることはない。人とのかかわりは、いつだって歩み寄りが必要なのだ。

まだ充分に言葉を話せない息子は、人間関係の基本というか、大切にしたいことを思い出させてくれる。育児っておもしろいな。ちなみに入浴時にはタオル地のバスマットは嫌らしく、珪藻土のバスマットの上にひいたふわふわのバスマットをよけてから入浴をする謎は解明できないままです。

息子は今日もかわいかった。

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