親の愛

もうすぐ夫側の姪っ子の誕生日なのですが、
実家の両親が旅行に行った際、
姪っ子と、これからうまれる我がばぶおへ
プレゼントを買ってくれたそうです。

遠くに住む姪っ子一家は、誕生日あたりに
こちらに遊びきにきてくれるそうなので、
そのときにうちの母も食事だけご一緒して、
プレゼントを渡そうかなと。

そんな話を
腸炎で実家に帰ったときにしまして、
「そういえばばぶおへの
プレゼントってなに?」
と聞いてみたのです。

実家にちょうど私がいるのだし、
もらって帰ろうかなあと思いまして。

そしたら「秘密」と言われました。
秘密なのか。

どうやら産まれてから
プレゼントしてくれるようなので、
そうか〜と軽く流したのですが、
実家で留守番中、掃除機をかけていたときに、
姪っ子へのプレゼントを発見しまして。

シルバニアだと知っていたので、
ほうほうこれか〜と
最近のシルバニアに感心していたら、
その近くに、ひっそりと紙袋がありました。

おや?と思ってのぞいたら、
それはきれいにラッピングされた、
ロボットのおもちゃ。

あっと思うと同時に、
なんだか涙がこみ上げてきて、
目頭がとても熱くなりました。

ばぶおが産まれるまで大事に
しまっておかれるであろうロボットを見て、
両親が旅先で初孫へのプレゼントを
選んでいる光景を思い浮かべたら、
なんだか言葉になりませんでした。

愛されてるなあ、私もばぶおも。
と、そっと見なかったことにして掃除を再会。

でも、今この文章を打っている最中も
泣きそうです。

両親がばぶおとの対面を
心待ちにしているのだということは
理解してはいたのですが、
なんというか、目にしてみると
本当にありがたいです。

妊娠して、引っ越して、
病気になったときなど、
距離が夫の実家よりも劇的に近いこともあって
いつも以上に実家に甘えています。

まだ両親ともにばりばり働いているし、
父は単身赴任中で母は忙しかろうに、
今回も腸炎と聞いて病院まで車をとばし、
私の面倒をみてくれました。

この状況が当たり前ではないのだと
改めて言い聞かせて、
なるべく元気に健康に
残りの妊婦生活を過ごし、
元気なばぶおを見せてあげなくては。

そんなことを思った、今回の帰省でした。

お読みいただきありがとうございました。 あなたすべてのアクションが私の血となり肉となります。大感謝!