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レトロ規制が成長阻む

がんじがらめの規制によって折角の機会も損失してしまいそうです。
この記事で北陸のある自治体の事例を挙げています。

たとえば乳製品。販売許可の付与は温度管理の徹底が前提となるが、北陸のある自治体は「無人店舗は前例がないので」と慎重姿勢を崩さない。

「前例がないので」
本当によく聞く言葉ですが、なぜそれがやらない理由になるのか、いまだもって理解不能です。
このままではよりスピーディーに動いている世界から一層取り残されてしまいそうです。
下記記事におけるライドシェアなどは典型的な事例ではないでしょうか。

資本主義社会において、原則は「自由市場がベスト」だと認めることです。
もちろん、外部不経済などの市場の失敗の例外もありますが、基本的には自由市場が資源の最適配分をもたらすと考えるべきです。
ところが、どうも日本においては「まず規制ありき」のようで、規制が全て正しいかのように捉われているようです。
やはり規制は「例外」であると考えるべきだと思います。
市場の失敗が認められた場合にのみ行われるべきです。
いまやテクノロジーは日進月歩です。
それによって、様々な社会的変革の兆しが萌芽しています。
しかし、古い規制が自由な競争を阻んでいます。
これでは何も前に進みません。
資本主義社会における自由な競争とは、それによって淘汰が起こることを前提としています。
この淘汰こそ、社会を前進させる原動力となるのです。
時代に合わなくなった規制、特に淘汰を認めない規制は基本的には廃止すべきだと思います。

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