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部下に悩むFさんへの回答

前回の異動先の部下に悩むFさんからの
ご相談に"猫のおばさん"先生の回答が届きました!

一般にパワハラというと「職位の上から下へ」と考えられますが、心理的なイジワル(モラルハラスメント)については、その限りではありません。

ここで「パワハラ」の定義についておさらいしておきましょう!
こちらをご覧ください

というわけで必ずしも ”職位” だけを指すものではないということです

「イガ栗」タイプの部下であれば、
「桃」や「リンゴ」タイプの上司の心をズタズタにすることは、決して難しいことではないようです。
 Fさんが書かれているように、その部下の方は、「自分よりも年下の人が係長として赴任したことが面白くない」のかもしれませんね。テレビで観る刑事ドラマでも、「現場たたき上げのノンキャリ刑事」である主人公たちと、実力は乏しいのに「エリートのキャリア組」との葛藤がいつも描かれていますね。
 Fさんの部下の方は、「現場たたき上げ」の主人公で、Fさんは、いずれ本社に戻って「出世コースを歩む」キャリア組ということになるでしょうか。部下の方の“面白くない”気持は、誰もが理解するところと言えましょう。おそらく「そういう部下のプライドを傷つけないように、十分に敬意をはらい、丁重に対応すべきだ」というのが、正論だろうと思います。
 もしかしたら、最初に、その部下にきちんと「挨拶」を入れて、「いろいろ教えてください」と謙虚に頭を下げるべきだったのかもしれません。事前に、そのような立ち居振る舞いをレクチャーしてくれる人がいなかったのが不運だったのですね。
 もう少し見方を変えると、部下の方のこころのなかでの“不満”や“怒り”は相手が誰であっても沸き上がるものかもしれませんが、「気が弱い」Fさんは、それを遠慮なくぶつけられる相手だったのかもしれません。一般に、人間は、「石を投げたらもっと大きな石が投げ返されてくるような相手には石を投げない」と言われます。別の言い方をすれば、「石を投げ返せないような相手を選んで石を投げる」というわけです。その部下の方にとって、Fさんは、リスクを取らずに石を投げやすい相手だったのかもしれません。
 このままでは、Fさんの心は、追い詰められてボロボロになってしまいそうです。
 一人で耐えるには、限度があります。ここからのアドバイスは、いつも同じになってしまうのですが、
① 社内のしかるべき部署に相談する
② 心療内科を受診する
③ 課長を動かす

といった方策をとってください。部下の方の心性や心情もわかりますが、そうかといって、人のこころをズタズタにするような行為を見逃すべきではないでしょう。自分を守るために、どうか動き出してくださいね!


"猫のおばさん"先生のアドバイズはいかがでしたか?
皆さんならどんなアドバイズが思い浮かんでいましたか?

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相手が誰であっても、「イガ栗」タイプの部下さんの"怒り"や"不満"が
沸き上がるのであれば『不運』としか言いようがないような。。。
しかし
『不運』と受け入れるだけでは身は守れないですもんね
それなら
第三者に頼る術(①~③)を使うことで転機となるかもしれません

どうぞ 動き出すパワーがあるうちに 


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