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7歳男児から見たサンタさん

●子供にとってサンタの存在

いよいよやってきた。子供にとってクリスマスは一大イベント。
7歳男児にとって、まだサンタさんはもちろん実在していて「いい子にしているとプレゼントをもらえる」と信じている。(でも何故、サンタさんがプレゼントを買ってくれるのか?どこで買っているのか?なぜ、欲しいものが分るのか?分からなくても子供にとっては、それはどうでもいいのだ)
親としては、サンタさんを理由に、「宿題しないと、サンタさんがきてくれないよ」など都合の良いように解釈して子供を嗜める。我ながら、こんな言い聞かせは駄目だと思いながらも、サンタさんの威力にあやかっている。これが効くのもあと1−2年、且つ、この限定的な11月と12月だけ。
「鬼から電話」というアプリで、元々は、(鬼)「いうこと聞かないと鬼さんから電話がかかってくるよ」という子供にとっては恐ろしいもの。息子が小さい頃、一度使ってみたらあまりに子供が怯えて夜も眠れなくなってしまったため封印したが、鬼の他にもこのアプリの中には「サンタさんからの電話」もある。これは子供が怯えずに素直に言うことを聞いてくれる。(サンタ)「いい子にしてるかなー。お母さんの言うこと聞いて待っててね〜」的な優しいサンタが話しかけてくれる。それに対して「うん。いい子にして待ってる」と答えている息子(か・・かわいい。いつまでもこの瞬間を大事にしたい)

●どうやって欲しいものを聞き出すか?

子供が日々欲しがるものは日々変わる。。。11月に聞き出しても12月になったら気が変わって、買い直したこともある。しかし、、12月直前になると売り切れてしまうパターンも。以前、「鬼滅の刃」が流行っていた時には、炭治郎の剣が欲しいと12月になってから言われたが、どれも在庫切れでクリスマスに間に合わない物ばかりだった時には、とても困ったことを思い出した。

今年は、子供も小学生にもなって少し成長したこともあり、計画的に進められそうな予感。子供に、「サンタさんにお手紙書いたら?」と促し、欲しいものを書いてもらった。

●サンタさんへの手紙

サンタさんは、どう見ても外国人。息子が、「日本語で通じるの?」と聞いてきた。とっさに、日本人ではないから、英語で書いた方が良いかもねとなり、英語で書くことに。息子はインターナショナルスクールに9月から通い始めたばかりで、まだ文章を書くには難しいので、子供が言いたい事と組み合わせた結果↓

Dear Santa,
My name is  (子供の名前) and I am 7 years old. 
My favorite thing to to do together is playing game with my friends.
I can’t wait for you to come and visit me on Christmas eve. 
Thank you for lovely present every year.
For Christmas, I would like  (欲しいプレゼント名) .
From,  (子供の名前) .

サンタさんへ
僕の名前は(子供の名前)、7歳です。
僕は、お友達と一緒にゲームして遊ぶことが好きです。
クリスマスイブのあなたが来てくれることを楽しみにしています。
いつも素敵なプレゼントありがとう。
今年のクリスマスは、(欲しいプレゼント名)が欲しいです。
(子供の名前)より

ちなみに、「サンタさんからの手紙」(フィンランドから手紙が届くという設定)もあります。この手紙をプレゼントと一緒に付け加えたこともあります。

●欲しいものリスト

最終的に、子供がサンタさんにお願いしたものは、スプラトゥーン3のゲームでした・・・。最近は、Robloxにハマっており、学校のお友達ともその仮想空間の中で時間を決めて一緒に遊んでいる。自分の子供の頃とは全然違うなと改めて実感。
元々は、VRが欲しいなどと言っていましたが、色々調べるとVRを利用する推奨年齢は13歳からということもあり(説明はここでは省きます)、子供にも説明して断念してもらった。実際に本人が迷っていた、欲しいものは↓

◯スプラトゥーン3
ー最終的にこちらに決定。Roblox内でも似たような(真似た)ゲームが存在しており、現在はそれらで遊んでいる。

◯VR
ー上記記載した通り、13歳以上推奨とあるので今回は断念。子供用でも代替えもあるかもしれないので次回の調査とする。現在、習い事で"STEAM"教室に通っているためVRを利用した授業が楽しいことがきっかけ。
STEAMとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の5つの単語の頭文字を組み合わせた教育概念

◯iPad
ー現在のiPadは親のものなので自分専用のものが欲しい。

◯ポケモンカード
ーすでに沢山カードを持っているので、拡張パックとデッキシールドが欲しかったらしい。ちなみに、数ヶ月前に購入したハイクラスデッキはデラオラとデオキシス。 ポケモンカードは、レアキャラが出れば後々、高値がつくこともあるので大事に扱って欲しい。

●サンタはどこからやってくる?

もともと、日本には煙突がある家なんて殆どない。毎年、息子に聞かれるのが「煙突ないのにどうやってサンタさんは家に来るの?」と聞かれる。これまでどうやって返答していたか忘れてしまったが、今年は咄嗟に「サンタさんは、どの家でも開けれる鍵を持っている」と答えてしまった。。「えーー!すごい鍵だね」と純粋に驚いている子供を見て罪悪感を抱いたが、友達にそれを伝えていないことを願うばかり。

●クリスマスまでの準備

今年は、比較的楽な準備だ。プレゼントが大きいとそれをクリスマスまで隠しておくのが大変だったことがよくあった。大概、その場合は、私のクローゼットの中に隠しておいた。ゲームであれば、どこにでもしまえる。
早めに決まっていれば、ブラックフライデーで購入すれば割安で買える。ちょうど楽天のブラックフライデーが(11月22日〜)始まったので、ポチポチと他の商品も買いながら、ポイント10倍になったので最終的に20%割安くらいで購入することができた。・・とあたかも、毎年ブラックフライデーで買っているように書いているが、実は、今年が初めて。お得な気もするものの、ポイントUpを狙って、”普段買わないもの” ”安いからいいや”と買ったものが多すぎて、若干、後悔しているものもある・・・。
”社会学心理の知識を利用して売上を伸ばそう”という大企業の戦略にはまった。しかし、「得をした買い物」は人々に幸せをもたらすことであり、あまり深く考えずに、素直に喜べばいいんだが、捻くれている私は、なぜか後悔になってしまう面倒臭い性格だ。
自分のことは、さておき、子供が喜ぶ姿が見れれば、それで幸せ。

クリスマスツリー。お披露目されるのは1年のうち最大1ヶ月くらい。それ以外の期間は、そうでなくとも狭い家のクローゼットに保管しておかねばならない。そのため、我が家ではクリスマスツリーは購入していない。
毎年、「買いたいな」という衝動には駆られるものの、、、やはり置き場所がネックで購入まで至らない。レンタルなども考えたが、長期になると買った方が安い。保管代を考えたら、毎年買って、そのまま捨てた方が安いのでは?と脳裏はよぎるが、昨今の、環境への意識の高まりから、そもそも物を無駄にするということ自体がその行動自体が認められない。

クリスマスまで、あと1ヶ月。指折り数えている息子の姿を楽しむ。


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