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【1967年~1968年】ウルトラセブンの注目回

こんにちは。
今回は、1967年から1968年に放送された特撮ドラマ「ウルトラセブン」について。

単純明快だった「ウルトラマン」(1966年~1967年)と違い、子供向けの特撮ドラマの域を超えて、大人の視聴に十分たえうる回がいくつかあります。

それではスタート!


ウルトラセブンが面白い!

「ダンとアンヌとウルトラセブン」(2021年)




1960年代の特撮ドラマ「ウルトラセブン」が面白いです。

宇宙からの侵略者と戦うという明確な理由があってウルトラセブンに変身、「必ずしも怪獣が出てくるわけではない」という意外性もあり、大人も観られる良作。



主人公はモロボシ・ダン。ふだんは、地球の平和を守るウルトラ警備隊の隊員でセブンの仮の姿です。

前作の「ウルトラマン」は、(なぜか)とつぜん怪獣が現れて戦うというストーリーで、完全に子供向け(こちらはこちらで魅力がありますが)。


ではさっそく、49話の中からわたしが気になった3つの回を取り上げます。

※実は、ウルトラセブンの前作は「キャプテンウルトラ」(1967年)ですが、巨大ロボットが主役ではないSFドラマなので除外しました



33話「蘇生する死者たち」


まず、取り上げるのは33話「蘇生する死者たち」。

この回は、怪獣は出てこず、怪事件にウルトラセブンが挑むという回です。

【ストーリー】
防衛基地周辺で、黒ずくめの男が交通事故にあう怪事件が相次いで発生。実は被害者は身元不明の死体で、コントロールされて動いていた。


黒ずくめの男たちが不気味で、独特な雰囲気をかもしだした回。



42話「ノンマルトの使者」

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出典:ハードコアチョコレート公式通販



つづいて紹介するのは、42話「ノンマルトの使者」。

この回が個人的ベストです。地球の先住民・ノンマルト(という宇宙人のような姿の人間)が出てくるのですが、それを倒すか正義なのかという葛藤がある回。

海が舞台で、珍しくウルトラ警備隊の隊員たちがパーカーやスウェットといったラフな服装をしているのも特徴。特に60年代において、柄の入った靴をアンヌ隊員が履いてるのは珍しかったです。



アンヌ隊員着用のスウェットは60年代人気だった「ザ・タイガース」のロゴ入りで、ファッション的にもストーリー的にも記憶に残る回。



43話「第四惑星の悪夢」



さいごに紹介するのは、43話「第四惑星の悪夢」。

ウルトラ警備隊たちが、宇宙ロケットの試験飛行で行き着いた先は地球とそっくりな星「第四惑星」

ロボットが人間を支配する星で、地球を支配しようとする計画を阻止しようと、セブンが戦います。


この回にいたっては、セブンがほとんど関係ないSFドラマで、かなり異色な回。


さいごに


今回は、ウルトラセブンの注目回についてまとめました。

✔︎︎︎︎33話「蘇生する死者たち」
✔︎︎︎︎43話「第四惑星の悪夢」
✔︎︎︎︎43話「第四惑星の悪夢」


42話あたりから、ちがったレベルに突入したというか、集中して観るようになりました。それまでは気楽な気持ちで観ていたのですが(笑)。

ではまた。



▪️「ダンとアンヌとウルトラセブン」(2021年)



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