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子育ては「こうあるべき」よりも「これもあり」で

この記事は1,173文字あります。個人差はありますが、2分〜3分でお読みいただけます。

今日がnoteの連続更新5日目です。あと少しで目標の7日です!

子どもの幸せを願うからこそ

ぼくは二児の父ですから、日々子育てについて考えたりします。子育てに限らず、保育や教育など、我が子には「より良いもの」をと思うのが親心かもしれません。子どもに「〇〇ができるようになってほしい」と願う親御さんや支援者も、それは我が子の幸せを願ってのことだと思います。それは時に、子ども側に立てば「なんでこんなことを強いられるのか?」と感じることもあるでしょう。その結果、周囲は「どうして〇〇をしないのか?」と疑問に思い、お互いの思いにズレが生じてきてしまい、どんどん苦しい状況になることもあるかもしれません。

でも、悪意があってということではなくて、「こんなに真面目に子育てをしているのにどうして…?」と落ち込むこともあるでしょう。そして、その根底には「〇〇ができれば幸せな人生になるはずだ」という思いがあるのかもしれません。

何が幸せなのか、何が悪くない生活なのか、そうした価値基準は人によって違います。まずは、そうしたことを理解する必要もあるのではないでしょうか?

子育てに正解はあるのか?

子育てや教育に関する書籍を検索すると「才能を伸ばす〜」とか「脳科学の〜」というたくさん出てきます。それぞれの本や内容の是非はぼくには分かりませんし、そうしたことを言う立場でもありません。誰かにとっての良書は、誰かにとっては悪書かもしれません。

それは唯一無二の方法があるのではなくて、それぞれの方にあった方法があるということを意味しているのではないでしょうか。

誰かにとってうまくいったことは、誰かにとってはうまくいかないかもしれません。でも、それは考えてみたら当たり前で、子ども自身もそうであり、親御さんを含めた周囲にいる大人や子どもの環境、生活している環境は皆違います。置かれている環境が違えば、必要なサポートも違います。

ぼくが尊敬している方の一人に、藤岡宏先生(つばさ発達クリニック院長、よこはま発達クリニック顧問)という医師の方がおられます。その藤岡先生が仰っていた言葉に次のようなものがあります。

その子らしい生き方を子どもが花開かせるためには、その子に応じた「肥料」 がいります。ここで問われるのは、子どもにとって必要な肥料を「必要」と見抜くことのできる、支援者の側の特性理解の力です。

一律に「こうあるべき」と考えたり、当てはめようとするのではなくて、「今、何が必要なのか」を考えること、「こんな考えもあり」という視点を持ってみること(もちろんぼくの考え含め、迎合しなければならないものではなくて、どれも皆さんの選択肢の一つであるということ)も大切ではないでしょうか。

今日の記事は以上になりますので、参考になれば幸いです。補足はVoicyで話をしますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!それでは!

佐々木康栄

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