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目黒区のことなどどうでもいいと考えているとしか感じられない菅野完さんの発言

目黒区長選挙を世論調査や国政選挙の前哨戦へと貶める菅野完さん

 菅野完さんがまたもやおかしなことを言い出しました。

目黒区長選挙、補選の陰に隠れてるけど、「今後の国政」を考えたらめちゃくちゃ重要。ネットの野党支持者は、島根の補選と目黒の区長選挙に集中した方がいいと思います。
目黒区長選挙、立憲推薦で出てる西崎翔(にしざき・つばさ)候補が勝つのが、何より重要。

@noiehoie

 目黒区という基礎自治体の長を選ぶ選挙の結果は、住民の利益を大きく左右するものであるとともに、地方公共団体の長という大きな権限を付与される者を選ぶ機会でもあります。菅野完さんはご自身が立憲民主党の公認候補であった石垣のりこ参議院議員の選挙を取り仕切り、先の衆議院議員総選挙では、立憲民主党に近い福島伸享衆議院議員の選挙を取り仕切っていたであろうというお立場からおっしゃっているものと思いますが、地方公共団体の長という強大な権限が付与される立場の者を選ぶという重要な観点をまったく持ち合わせていないと言えます。簡単に言えば菅野完さんは地方自治をなめているのです。

地方公共団体の長の暴走によって住民がダメージを受けた例

 例えば、住民の負担がないようにして子ども向けの政策メニューを豊富にした泉房穂市長時代の明石市は、公立病院をはじめとするインフラの保守点検や定期的な修繕の予算が大きく削られています。

今日は老朽化がすすむ明石市立市民病院の視察です!

_ishii_hironori

廊下やナースステーション・病室にいたるまで、給排水管の老朽化による水漏れ跡が無数にある。

@_ishii_hironori

薬剤室の空調機の故障により、室温が30度に達したとのこと。
型が古く修理は不可能。
フィルターを外しただけの処置。
次いつ止まってもおかしくない。
バイアル瓶1本数百万円もする薬がゴミになる可能性と隣合わせとのこと。

@_ishii_hironori

病室の水回り。床が腐り、塗装が剥げている

@_ishii_hironori

職員トイレは狭く和式のまま。
看護師内定後、このトイレをみて他の病院を選ぶ人もいるとのこと。

@_ishii_hironori

電気系統の制御機器の8割は32年前のもの。
交換部品がなく故障すれば修理不可能なものも多数。
尚、バックアップ設備はないし、機械入れ替えスペースもないため、医療提供しながらの更新も不可能。

@_ishii_hironori

機械室の水漏れは原始的対処法を実施。

@_ishii_hironori

 公立病院に限らず、国や地方公共団体の設置したインフラは定期点検や定期修繕が欠かせません。それを行うことによって、インフラの更新サイクルを延ばすことができ、結果として国や地方公共団体のインフラにかける経費を削減することができます。それを怠って子ども政策に予算を大きく振り分けたのが泉房穂元明石市長でした。泉房穂元明石市長の市政運営で明石市に与えられたダメージはこれからの市政で明らかになっていくでしょう。
 この他にも、民主党衆議院議員時代に鳩山由紀夫総理大臣(当時)が決断した普天間飛行場の辺野古移設が適切であるという発言をなし、何らその発言に関する詳しい説明を行わないまま沖縄県知事となり、辺野古移設による普天間飛行場周辺住民の基地負担軽減という地元住民の利益を、基地移設なき普天間飛行場の移設という現時点で実現不可能な絵空事を主張することによって侵害し続けている玉城デニー沖縄県知事のような者が地方公共団体の長として選ばれることになると、住民が苦しむことになります。したがって、地方公共団体の長をどの党が推薦しているから、どの党の政治家であったから、どのような思想を持っているかなどによって選ぶことは百害あって一利なしであると私は思います。住民が人物、政策、実際に会った時の印象など様々な要素から考えた一人の人物に投票することが大事で、今回選ばれた区長がその職を退いてから長い年月が経過しても「よい区長だった」と住民が思い出すような区長が選ばれるよう心から願っています。

目黒区長選の候補者はどんな人?…プライベートは?生い立ちは?
廊下やナースステーション・病室にいたるまで、給排水管の老朽化による水漏れ跡が無数にある。
 21日投開票の東京・目黒区長選には、いずれも無所属で、元都議の新人伊藤悠さん(47)=国民民主、都民ファーストの会推薦、現職青木英二さん(69)、元区議の新人河野陽子さん(61)=自民推薦、IT企業社員の新人滝下隆行さん(41)、元都議の新人西崎翔(つばさ)さん(40)=立憲民主推薦、共産、社民、目黒・生活者ネットワーク支持=の計5人が立候補している。主な候補者の横顔を紹介する。(中村真暁)

◆伊藤悠(いとう・ゆう)さん(47) 無新 国都
 子どもが健全に育つ区に
 高校時代に感じた「不公平感」が政治に関心を持ったきっかけ。公立中学時代は学習塾に通ったが、通えない同級生には自身の将来に見切りを付けている子もたくさんいた。高校に進学し「塾に行けなかったら、ここに来られていただろうか」と思いを強めた。
 早稲田大卒業後は衆院議員秘書を経て、26歳で目黒区議、28歳で都議に初当選した。一貫して取り組んだのは教育分野。塾に頼らなくても進学できる社会を目指し、都議会では公立校に塾機能を呼び込む事業などを提案、実現につなげた。
 都内私立中学への進学率が約4割の目黒区に「健全か」と問いかける。「子どもが家族との時間や、遊ぶ時間を削られず、健全に育つことができる区にしたい」

早稲田大卒業後は衆院議員秘書を経て、26歳で目黒区議、28歳で都議に初当選した。一貫して取り組んだのは教育分野。塾に頼らなくても進学できる社会を目指し、都議会では公立校に塾機能を呼び込む事業などを提案、実現につなげた。
 都内私立中学への進学率が約4割の目黒区に「健全か」と問いかける。「子どもが家族との時間や、遊ぶ時間を削られず、健全に育つことができる区にしたい」

◆青木英二(あおき・えいじ)さん(69) 無現<5>
 朝散歩、ラジオ体操が日課
 目黒区議に28歳で当選して以来、政治の世界を走ってきた。都議を経て、5期20年区長を務める。
 区政の柱として「安全安心で安定した区政」と強調する。区の調査では、95・6%の区民が「区に住んでいたい」と答えており、子育てや環境施策などを進めることで、さらに向上させたい考えだ。
 公約には区長選の投票率を上げるため、統一地方選の区議選と同日開催となるよう、任期途中の3年で辞めることを掲げた。厳しい財政状況が続く中、退職金も返納するとし、「身を切る改革」を進めると明言する。
 日課は自宅周辺を朝歩くこと。ラジオ体操も欠かさない。道すがら出会う区民と直接、声を交わす大切な機会にもなっている。

◆河野陽子(こうの・ようこ)さん(61) 無新 自
 座右の銘は「一隅を照らす」
 政治家一家に生まれた。母は神奈川県藤沢市議会の河野顕子元議長、祖父は河野謙三元参院議長で、河野太郎デジタル相は親族。子どものころから政治は身近で興味を持って接していたが、自ら志す考えは長らくなかった。
 区議になろうと決意したのは、娘3人の子育てが一段落した51歳のころ。区営住宅の計画を巡り、「もっと区民の声が届いたらいいのに」と思ったことで「DNAに火が付いた」。当選後は、発達障害のある人への支援や児童虐待防止、情報通信技術(ICT)化などに取り組んだ。
 犬との暮らしが大好き。動物福祉への関心も深く、保護犬の預かりボランティアもしている。座右の銘は「一隅を照らす」。謙三氏が大切にしていた言葉だ。

◆西崎翔(にしざき・つばさ)さん(40) 無新 立共社
 学童野球の代表兼コーチ
 政治家を目指す大きなきっかけになったのは、高校3年時の米中枢同時テロ。「戦争や地域紛争をどう解決すべきか。人と人が思いやることを呼びかけられる仕事がしたい」と志した。
 蓮舫参院議員の秘書や区議を経て、都議1期目で区長選に挑む。ジェンダー平等や子どもの安全・事故予防がライフワーク。公約には、区独自のパートナーシップ制度の導入や、妊娠期から必要な支援を届ける子育て施策を盛り込んだ。
 自治体の首長でも、羽田空港の飛行ルートや選択的夫婦別姓などで、国に発信していくべきだと考える。「物言う区長になっていい」と力を込める。
 子どもは3人。趣味は野球で、地元の学童野球チームで代表兼コーチを務める。
 ※年齢は投票日基準。氏名左の表記は上から所属政党、現新別、当選回数、推薦・支持政党

東京新聞「目黒区長選の候補者はどんな人…プライベートは?生い立ちは?」