日高大介

クイズ作家・クイズ王をしています! 『パネルクイズ アタック25』最後の準優勝者。 初…

日高大介

クイズ作家・クイズ王をしています! 『パネルクイズ アタック25』最後の準優勝者。 初めての方から、クイズ常連の方まで楽しめるクイズのイベントも開催しています。

最近の記事

クイズ1000問ノック その3

ゴールデンウィークの真っ只中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 この「ゴールデンウィーク」という言葉は、この時期に映画をヒットさせよう!とするキャッチフレーズに由来するといわれます(ついに記事の文章までウザくなってきた) 今回も粛々とクイズの勉強です。先ほど都内某所で「早押しクイズ」のイベントをやったばかりで大盛況でしたが、実はこういうところでコツコツ勉強した知識が本番で花開くと、より楽しくなってきます。もちろん、ふつうに知識が好きで、読むだけの皆さまも大歓迎です。 とい

    • クロスワードパズルについて

      子供の頃、クロスワードパズルが大好きだった。 昭和の時代は、子供向けのクロスワードなんていうのは本当にレアで、専門の月刊誌か、大人が読むような週刊誌の懸賞ページに載っていた程度だった。 あの黒マスと白マスが織りなすコントラスト、適度に入った左上の数字、子供心をくすぐる二重マス。「カギ」に書いてあるヒントは何のことやら分からなかったが、あの盤面のデザインに何とも心を惹かれた。 昔のクロスワードの盤面に入れる言葉は、(いまコンビニで売られているような雑誌に比べると)本当に語

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      • クイズ1000問ノック その2

        というわけで、4月22日になりました。毎月末尾が「2」で終わる日が更新日です。毎回30問ずつなのでなかなか進まないと話題の「クイズ1000問ノック」の第2弾です。今回は31問目から60問目まで。 基本問題というのは、クイズに上達していくうえでの土台となる部分です。なので、知識としては面白味には欠けるものが多いです(とはいえ、クイズを始めたての頃はどんな問題でも吸収するのが楽しいのですが)。 そこで、解説部分に周辺知識や豆知識をまぶして、知識を点から面にできるよう、あるいは読

        • クイズ1000問ノック その1

          4月を迎え、新しい企画をスタートすることにしました。 ストレートに、クイズの問題集シリーズです。 最近「クイズをやってみたいんだけど、どうやって勉強すればいいのか分からない」という声をよく聞くようになりました。 いろんな問題集があるけど何から手をつければいいか分からない。市販の本を買ってみたけど難しすぎてよく分からない・・・などなど。 というわけで、作ってみました。 2001年には「Quiz Road」という基本問題のメールマガジンを創刊し、当時は絶滅の危機に瀕していた「

        クイズ1000問ノック その3

          M-1グランプリ審査員コメント

          M-1グランプリ2022(前半戦)★2001年、初代M-1チャンピオン!兄弟漫才のトップランナー、中川家・礼二! ★2007年、M-1史上初、敗者復活からの優勝。今や国民的お笑い芸人、サンドウィッチマン 富澤たけし! 史上最年少の漫才協会副会長。老若男女を爆笑に包み込む、浅草の星、ナイツ 塙宣之! ★天才・立川談志のDNA。古典を改革し続ける落語界の風雲児、立川志らく! ★福岡の劇場からスタートし、漫才一筋32年。「先生」の愛称で誰からも親しまれる男が、5年ぶりの審査員。博多

          M-1グランプリ審査員コメント

          野島博之先生「東大教室」について

          久しぶりの投稿になります。 先ほど、東京(朝日カルチャーセンター)で行われている「東大教室①」の2回目のライブ授業を受講してきました。 授業の開始前に、わざわざ野島先生が僕のことも紹介してくださったのに、シャイな性格ゆえに当意即妙な返しが出来ず、大変申し訳ございませんでした。 「高校生・浪人生問わず、受験生の皆さんの時間を奪うわけにはいかない!」という思いがそうさせてしまったのですが(言い訳ですね)、改めまして、日高大介と申します。「クイズ作家」という世にも珍しい仕事を

          野島博之先生「東大教室」について

          アタック25 最後の挑戦その4

          というわけで、何か月ぶりでしょうか、みんなが忘れてきた頃に続きです。 ていうか、noteを書くのを躊躇っているうちに・・ ・・・アタック、復活してしまいました(^▽^;) 今回はリハーサル~最終予選(準決勝)のもようです。 早押しクイズの実践編、というか心構え(心の中の声)みたいなものも、できるだけ再現していきます。では、どうぞ! ====== 9月17日の収録日に向けて、僕は前日には大阪入りしていた。ホテルに入ってやることは、とにかくノートに書いたことの復習。つまり

          アタック25 最後の挑戦その4

          サザンオールスターズについて

          好きなものシリーズ、その2である。 いまや、名前を聞いたことのない人はいないであろう、サザンオールスターズ。そしてそのボーカルは桑田佳祐である。4文字目を「にんべん」とするミスが多発するが「しめすへん」である。 1978年6月25日に『勝手にシンドバッド』でデビュー。なんと今年で結成44年。生み出したヒット曲は数知れず。そんな僕も「全曲」を知っているほどのマニアの一人、と言っても過言ではないかもしれない(ただ、案外 最近の曲のほうが うろ覚えだったりする)。 霜降り明星の

          サザンオールスターズについて

          僕の好きなもの

          なんだか今日は「眠れぬ夜」。それはオフコースか西城秀樹か(ここで読者の9割を振るい落とす) 僕の名前は日髙大介といいます。学習漢字の「日高」大介でも構いません。 僕には、僕の好きなもの、といいますか、軽く語っても「10時間は軽く過ぎる」みたいなテーマをたくさん持っています。なぜそうなったのかは分かりません。そういう人間なもので、担当しているクイズ『99人の壁』の参加者の皆さんは全員覚えています。ひとつのことを極めている人、しかも損得なしに好きで極めている人たちが大好きです。

          僕の好きなもの

          パニック障害と大学受験について・その1

          1995~97年。いまから25年ほど前だ。 高校3年生、いわゆる受験生の頃、僕はひょんなことから東京大学を目指すことになった。 大学に行きたい理由は、もちろん「法律を勉強したい」とか「英語を研究したい」などの動機があったわけではない。身も蓋もない言い方をすれば「同級生の周りのみんなが行くから」である。 東京大学に行きたい理由は、「なんかラスボス感があるから」だった。やっぱりマラソン出るならフルマラソン完走っしょ、やっぱオリンピック出るなら金メダルっしょ、的な感じだった。高校2

          パニック障害と大学受験について・その1

          「ですが」について

          早押しクイズというのは、テレビのバラエティ番組などに重宝される。また、コントの題材としても使われることが多い。 よく目にするのは、クイズを出して、相手が答えて、「・・・ですが!」と言って笑いを取るシーンだ。「ひっかけ問題じゃねーか!」みたいなツッコミがなされる、あのパターンだ。 あくまでもクイズ作家歴25年になる僕の主観的な考えではあるが、早押しクイズにおける「Aはaですが、Bは何でしょう?(答え:b)」という構文における「ですが」は、決して「ひっかけ」ではないのだ。 (

          「ですが」について

          アタック25 最後の挑戦その3

          こんにちは。訪れてくださり、ありがとうございます。 前回の続きです。それでは早速、どうぞ! 9月3日、『くりぃむナンタラ』のドッキリ企画(詳しくは前回の記事参照)収録直前。朝日放送から「東日本代表6人」に選ばれたという電話が入った。 これはエラいことになった…と思いつつも、そのテンションのまま『ミラクル9』チームが出すクイズ問題を真剣に解いた。本当に楽しい収録だった。余談だが、カズレーザーさんに「クイズ界のさんまさん」(笑)とまで言っていただけた(実は当日はアクリル板もあっ

          アタック25 最後の挑戦その3

          くりぃむナンタラ

          先ほど、テレビ朝日の新番組『くりぃむナンタラ』の初回放送が終わりました。収録時の緊張感を忘れて、テレビの前で笑い転げてしまいました。面白かったー!大好きな系譜の番組なので、本当に嬉しかったです。くりぃむしちゅーさんは、海砂利水魚の時代から大好きです。 豪華な『ミラクル9』のセット・出演者さん・スタッフさんを使った、番組恒例「人間インストール」のドッキリ企画。 こちらは、心強いカズレーザーさんとともに「クイズの答えを教える」仕掛け人、でもなぜか我々にはクイズ問題をまったく知

          くりぃむナンタラ

          アタック25 最後の挑戦その2

          こんにちは。訪れてくださり、ありがとうございます。前回の続きです。それでは早速、どうぞ! かくして、僕は歴代チャンピオンだらけの筆記予選と面接予選を勝ち抜き、全国のファイナリスト12人(東日本6人・西日本6人)に選ばれた。 勝ち抜いた決め手となった要因は、未だによく分からない。結果を待っていた時点で、僕はよく「神様の思し召し」と表現していたが、実際そうだったのかもしれないし、「アタック愛に溢れてまくっていた12人」だったのかもしれない。ただ、本番当日に、番組構成を長年やら

          アタック25 最後の挑戦その2

          アタック25 最後の挑戦その1

          こんにちは。 大概、こういう文章というのは、書き出さないと、いつまでも書き始めないものです。 どこから書こうか。迷いました。 「僕は宮崎市の王丸病院という小さな病院で生まれ、幼稚園ではいつも泣き虫で…」 これでは書き終わりません(笑)。0歳からはいくらなんでも長すぎます。アタックにたどり着く前に、挫折する予感しかしません。 「僕が初めて『アタック25』を知ったのは6歳の頃だった。宮崎県串間市に引っ越したことで、鹿児島のテレビ放送を受信したのだ。そこで、アメリカ横断ウル

          アタック25 最後の挑戦その1

          はじめまして。

          こんにちは。実験的に、書いてみます。 アタック25最終回の準優勝者です。こんばんは。 いろんな媒体で、体験記を書いていくことが予想されますが、こちらのnoteにもチャレンジしてみようと思います。 不慣れですが、徐々に慣れていこうと思います。 クイズ作家 日髙大介

          はじめまして。