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どうせ「中途半端」なんだから、ちょっと新しいことをやってみようかな、と思う。

日経新聞の土曜日版NIKKEIプラス1に掲載されていたコラム「なやみのとびら」で見つけた言葉を紹介します。

2023年6月24日発行のコラムにて、成長しない自分に焦りを感じている悩みに対する山田ルイ53世さんの答えが、「人生、中途半端が相場」。

仕事も私生活も中途半端で、時がたつのが早く、「毎日何をしているのか」と自分を責めてしまう投稿者の悩みにして、「中途半端」というのが「まるっきりダメでもない」という点を指摘し、理想が高すぎるのではとコメント。

今の生活が、他の人にとっては憧れだったりもする。
理想を高く持つのはいいことだが、SNS上にあふれている
「理想的」な日常と比較しても意味はない。

なぜなら、インフルエンサーの発信は住宅展示場と一緒。
モデルルームがきれいなのは、そこにだれも住んでいないから。
存在しない正解の幻想に魅入られて立ち尽くすのは滑稽。

そもそも、ゴールテープを切るように
ちょうどぴったりであの世へ旅立つ人はいません。

倒れるときはみな等しく道半ば。

「中途半端」が人生。
そう思うと気が軽くなります。

それと同時に、どうせ「中途半端」なんだから、
ちょっと新しいことをやってみようかなと思う。

人は、結果が見えないと行動できない習性がある。
「どうせ無理」
「できないかもしれない」
「努力が無駄になるかも」

それでもいいじゃない。
やろうとする意志が大事。
結果は誰にもわからない。

人生、「中途半端」が相場

そう考えると、一歩生み出せる。

なお、「なやみのとびら」はNIKKEIプラス1の「くらし探検隊」面に掲載するコラム。読者が投稿した悩みに、石田衣良さん(作家)、湯山玲子さん(著述家)、美村里江さん(女優)、中園ミホさん(脚本家)、大石静さん(脚本家)、山田ルイ53世さん(漫才師・作家)、平岳大さん(俳優)が答えています。面白いコラムで、意外なアハ体験を土曜日の朝にできます。

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