2-教える技術19

【コーチング】16コーチ/トレーナー育成の理論と実践がこれからの課題【最終回】

火曜日は「教える技術/学ぶ技術」のトピックで書いています。しばらくコーチングの話題で書いています。

これまで15回にわたって「アドラー心理学に基づくコーチング」について書いてきました。見出しを列挙すると以下のようになります。

01 教育コーチングの重要性
02 コーチング/トレーニング/カウンセリングの位置づけ
03 コーチングのトレーナー的側面とカウンセラー的側面
04 マズローの自己実現とは全体として自分らしくなること
05 ロジャーズのエンカウンター・グループの”対等性”
06 自分がなりたいものになろうとすることを邪魔するものは何か
07 心の習慣はなかなか変えられない
08 勝ち負けの感覚から自分の価値を疑いはじめると集中して努力できなくなる
09 自分の歩き方は一緒に歩く人がいると意識できる
10 劣等感が刺激されるのはそれが自分が目指すものだから
11 傷つかないでいること
12 傷つくことの目的
13 傷ついたり、怒りを覚えたりするのは、痛いところを突かれたから
14 アドラー心理学に基づくコーチングは何をするか
15 インストラクションと知識は素振りにすぎない

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はじめに、コーチングの位置づけを次のような図で示しました。やる気で代表される精神面と、スキルで代表される行動面の両側面から支援していくのがコーチングです。コーチの役割は、やる気もスキルもある程度ある人たちに対して、効果的・効率的なトレーニングを施すことによってできる限り短期間で熟達化をさせることです。

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