こぐれ

ひとりごとの溜まり場

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最近の記事

呼ばれるところへ

有耶無耶、かくかくしかじかありまして、長かったトンネルを春を迎える前辺りに抜けまして。 この4月より進学して、だいすきな街、京都で過ごしております。 一応少しずつ階段を登っていたつもりではいたけれど、人間らしい生活に戻るのにはとても体力を使っていて、毎日お家に帰ってくる頃にはヘトヘトになるけどそこそこ慣れてきて、そこそこ生活を回す余力がでてきたこの頃です。 今選ばなければきっと多分後悔してしまうと思って思い切って選んだ道。呼ばれていたんだなって思うほどにスルスルと自分の

    • おまじない、ちょうだい、

      久しぶりに不定期でしている仕事のために早起きする必要があった。 25時就寝10時起床1日9時間睡眠がデフォであるわたしにとって、仕事のために朝7時過ぎに起床するというのは会社員として働いていた以来だった。 早く布団に入るも眠れず、やっと眠れたもののAM4:19に目が覚める。 「仕事に行かなくちゃ」という焦燥感と浅い呼吸。胃の奥の方にある重たい歪みのような感覚。心臓がぎゅうううっとなる。 ……ああ。あの時の感覚だ。 忘れてしまっていた。もう大丈夫になっていた気がしたけど、

      • 『私には、自分の選択肢を正解にできる力があります』

        『私には、自分の選択肢を正解にできる力があります。』 これは私が新卒で入社した会社の最終面接(面談)で当時のメンターさんに伝えた言葉。 自分でいうのもなんだが、人生なにごとも遠回りする方で、遅咲きの人間ってことを心得ている。 過去に失敗や誤りだったとその選択直後の渦中は悲観的な気持ちだったことはかなり多いんだけど、すべて今思うとぜんぶ必要で正解でだいじで、今につながってるって思っている。ぜんぶいい出来事だったって。 就職活動をしていた大学3,4年生は複数の企業でのアル

        • 安心なぼくらは、旅にでようぜ

        呼ばれるところへ

          毎日は、こたえあわせ

          毎日は、こたえあわせ 解答集は、アレは、あのとき間違いだと思って入れたバツは、すべてあなたにとって正解だと教えてくれる なんでそのこたえに行き着いたか、あとで解答集を読んだときに、ていねいに解説してくれる だから次に解ける問題がある そんで、そのこたえはなんでそのこたえになったかぜんぶあとからちゃんと教えてくれるんだ

          毎日は、こたえあわせ

          こころがざわざわして目覚めるAM5:30

          こころがざわざわして目覚めるAM5:30

          おやすみなさい

          えらかったね、がんばったね、ずーーーーっとあの時からがんばってきたんだね、 もういいよ、もういいよ。もういいの。 もうがんばる自分にさよなら。おやすみなさい。 … 本当は高校2年くらいまで人付き合いは得意じゃなかったよね。 友達は少なかったよね。人の前に立つことなんてあり得なかったよね。 なーんにもしないで自分の見た目にずっと愚痴こぼしてたよね。 ずっと此処じゃない何処かに行きたかったんだよね。 がんばったんだね、すごく。自分を変えたかったんだよね。絶対に変えてみせる

          おやすみなさい

          最近のおはなし

          大学生から社会人、って温度差が酷いくないですか。笑 大学生が人生の夏休みならば、(ただ自分の場合、常にバイト、インターン、授業、学生団体の運営に走り回っていた人生の繁忙期もあったので、遊んでいたとされるとちょっといやな気持ちになる)新卒の数ヶ月はずっと9月の1日みたいな気分。 自分は大学2回生のときが人生でいちばん毎日が楽しくて、あー心ってこんなにきらきらした気持ちになるんだなって毎日を送ってた。 世はコロナ禍真っ只中だったけど、写真と出逢い、写真を撮る人と出逢い、心の

          最近のおはなし

          すきなもの わすれたくないもの

          京阪中書島〜枚方までの大阪と京都の境目の景色 宇治川を渡るときの音 水たちのきらめき ひらけた空 2、3人しかいない車両 節電のためか、車窓さんが電気を消す2,3区間 羊文学のhopiを聴きながらガタンゴトン、という心地いい音に身を任せるあの瞬間 近鉄京都線 桃山御陵前〜大久保の景色 ひらけた田んぼみちと、果てしなく高い空 落ちる夕日とピンクいろのおそら 夏の匂いに誘われて歩いたすこし蒸し暑いあの道 自転車2ケツして行った下鴨神社 ただ川の流れる音を聴いていた時間

          すきなもの わすれたくないもの

          最初で最後の「タラレバ」をしよう

          自分は所謂コロナ世代の大学生。先日大学を卒業して、4月から新社会人になる。 大学生活はコロナ前とコロナ禍とコロナ後、と時代の変遷を目の当たりにした2000年生まれ。 2019年以前に過ごした大人たちがイメージする大学生像は全くなかったと思う。コロナ禍の学生ってずっと家に閉じ込められて、やることなくて可哀想ってイメージないですか? 自分の場合は全然そんなことなかった。暇ではないし、時間を持て余して、だらっとする時間ばかりでなかった。いい意味でも、悪い意味でも。  関西で0

          最初で最後の「タラレバ」をしよう

          新しい自分になりゆく、カケラを拾い集めている最中である。

          ひとりごと。 最近はどこまでの自分を見せるか、心を裂くか、どの自分で在るか、みたいなことをなんとなあく考えたりしてる。 就職活動というものは勿論気持ち的にも体力的にもしんどかったこともあったんだけども、それはまあなんやかんや自分にとってとても大事なもので、なんなかんや最後は充実した時間を過ごして終えた。まだ1ヶ月ほど前のことなのに、もうあまり思い出せない気もするのは不思議。またその話はどこかで。 就職活動を通して、自分がどう生きてきたのか、自分らしさとはなんなのか、じゃ

          新しい自分になりゆく、カケラを拾い集めている最中である。

          また、いつか、

          中学、高校は一貫校だった。 だいすきな友人もいたし、楽しかったこととか大切な思い出はある反面、あまりよくない思い出が多かったのも事実だったので、卒業することはそんなに悲しくなかった。愛しい思い出を抱きしめる気持ちばかりではなかったなと振り返ると思う。 あれから3年。サークルの先輩が、一人、また一人「卒業の儀」であるグループのノートに最後のコメントを残して、グループを退会してゆく。 一人、また一人居なくなってゆく。 某感染症が流行する以前、私は呼ばれたら何でも何処でも行

          また、いつか、

          終わりよければ、すべてよし

          2021年のおはなし。 何処にでも落ちている、何処にでもありふれた、そこら辺の大学生3年生のおはなしです 年次が上がれば悩みの種は移り変わるものだとわかっていたし、精一杯頑張ろと決めていたし、責任を伴う立場、どうしたら良いか常に考えていた。 いろんなことに追われ、それなのに身体は思うように動かず、自分とも向き合いつつ、それでもずっともがいていた1年。そんな苦しさやしんどさはすべて12月で「終わりよければすべてよし」にすると決めていました。 私の出来る限りのことをしようと

          終わりよければ、すべてよし

          触れたい

          人の、価値観、感性に触れたい。もっとたくさんの人に出逢いたい。 そう思ったのはいつからだろうか。 初めてのフィルムカメラに出逢ったのは、ちょうど2年前のクリスマス。 大学生になって初めてたくさんバイトを頑張った月だった。がんばった自分を褒めるために、ビビッときたきみを購入することに決めた。 あれからあっという間に2年。 わたしは絵を描くことで自分の世界や気持ちを落とし込んできていたが、それをちょうどやめてしまっていて、なにか物足りない時間を過ごしていた。慣れない土地

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          ものが壊れるとき

          「モノが壊れるとき。それはその人の身代わりになって、守ってくれるらしいよ」 この言葉は、母がまだ結婚する直前のこと、成人祝いに祖母からもらった高い時計を落としてしまったときに、ある人から教えてもらったことだそう。 2021年になってからというものの、幾度も激しく体調を崩したり、さらにはたくさんの電子機器たちを落としたり壊したりした。 その度にかなりこころが振り回されたんだけど…最終的にはPCまで壊してしまって、もはやめちゃくちゃ笑ったりした。笑 とにかくどうしてもこの

          ものが壊れるとき

          どうでも良い

          自分で自分の首を締め続けたある日、気がついたことがある。 自分で自分の首を締めるっていうことは、こうしなくちゃいけない、こういう姿でいなくちゃいけない、がんばらなくちゃいけない、と思うこと 周りと同じような人生のレールを走り、 当たり前のように大学進学を選択し、 当たり前のように就職活動を始める。 サークルの運営をする。 後輩のことを気にする。  インターンを考え始める。 将来のことを考え始める。 わたしはまだひよこでなにも知らなくて、だからいっぱいがんばら

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