失敗と向き合いながら前進する勇気
今日は1週間早めの定期受診にいきました。
こんにちは、こはるです。
メンタルダウンしてから一年。
周りにも同じような方がいて、よく一緒に話をします。
・治るのに4年かかった。
・今も服薬している。
・風邪ひきみたいに繰り返す。
など症状や寛解まではさまざま。
こうして同じ状況にある方の話や本によって、メンタルケアに関する知識は得るものの、自分はこの後どうなるのかは皆目不明。
でも多分、初めて精神科を受診した時とは違う対応ができるようになってきたような気はします。心の赤信号が点灯していることに気づけるようになってきたんです。
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以前、仕事で関係のあった方と久しぶりにお会いして話をすると、トラウマとまではいかなくても心がざわつきます。
1週間前、そんなことがありました。
何かを言われたわけでもされたわけでもないのに、耳鳴りはするし、変な夢を毎日見て寝覚めが悪いし。
ああ、このまま行ったらちょっと危険・・・。
ピコンピコン!赤信号🚥が点灯しました。
1週間かけて、その人の顔が浮かぶたびに、課題の分離をしまくって、なんとか「その人」と「私」を切り離して考えるようにしました。
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そして今、その耳鳴りもなくなり、いい感じの短いターンで元にもどりつつあります。
が、しかし、昨日、やってしまいました。
娘の使っているiPadをみると、何やらいかがわしい写真が・・・。
メンタルが不安定になっていた時期に買ったiPad。
きっちりフィルターをかけたつもりが、おろそかになっていて、なんでも検索できる状態に。
私が一番避けたいと思って、iPadの購入もノビに伸ばしていたのに、検索等に制限をかけていなかったとは・・・。
心の中にハリケーンがやってきて、どうしようもない状態に。
このまま娘と話をしても、自分への反省の嵐と、容赦なく娘にあびせる暴言が、きっと鳴り止まない状態になる。ひとまず、さっさと寝ることにしました。
今朝、起きてみると、自体は何も変わっていない(当たり前ですが)。
私の心はハリケーン。
これはもう仕方がない。自分ではどうしようもできない。主治医の先生に泣きつこう・・・。
これが二つ目の赤信号🚥
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旦那に話してもいい。
お母さんに聞いてもらってもいい。
仲いい友達にLINEをしてもいい。
どんな手段でもいいのかもしれないけれど、今日はそれより先生と話がしたかった。
「やってしまった・・・なんて思わなくてもいい」
「あのね、失敗なんてないんだよ」
「でも、「やってしまった、と思う自分」はそのまま受け止めてあげたらしい」
「仕事に行かず、一休みすることができるようになったじゃない」
「今日のこはるさんは、階段を一歩降りたかもしれない。けれども、ずるずる落ちる坂道を滑り落ちたわけではない。階段を一つ降りただけ。」
「そこに座って一休み。立ち止まって座って休んだら、登ってきた道をゆっくり見渡したらいい。」
「そうしたら、娘さんとどう話をしたらいいのか、見えてくる。」
「ママはこう思う、あなたはどう思う?ってゆっくり対話をしてみたら?」
***
もう少し、心がザワザワしていなかったら、娘との対話も先生に頼ることなくできたかもしれない。でもそれもどうかはわからない。
先生のコメントは予測はできたし、友達でもお母さんでも(旦那はないな)言ってくれたかもしれない内容。だけど、主治医の先生の言葉だから響くものがある。先生に言ってほしい言葉がある。
この病院の門をたたき、先生と出会って、話をして、幾度となく「小さな自分」を認める作業をしてきた。
「大きな自分になりたい」と思ってきたわけではない。とは思うんだけど。でもこれが現実。
***
最初に書きましたが、私は人の話をたくさん聞きたがりだし、本も読みたがり。
だから、知識と情報は溜まっていく。
けれども、それが時に辛くなることもある。
「こうなったら、こうしたらいい」わかっているのに、それができない自分に嫌気がさす。
でもそれが私。
器が小さい割に、いろんなものをいれようとする。
こぼれてこぼれて、器の周りはとっちらかっている。
でも、周りからは、大きな器の中にいっぱい知識が入っているようにみえるらしい。
それに応えようとしている私。どんだけプライドが高いのか?
いや、プライドが高いと言うだけではなく、応えようとすること自体を楽しんでいる節もある。力はないのにね。
その度に「小さな自分」と対面し、その子をどんどん受け入れる。
まだまだ道は険しい。娘の出来事も、これから何度も遭遇するでしょう。それがわかっているから、めっちゃ怖い。その度に失敗するのかなあ、私。
失敗なんてない。いつかそんなふうに思えたらいいなあ。
これからも一段一段のぼっていこう。
今日は心がざわつく日。全くもって個人的な内容で申し訳ありません。
でもちょっと前に進みたくて、noteを投稿させてください。
お読みくださり、ありがとうございました。
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