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【読書感想】目標を超えて「わがまま」を生きる|やりたいことだけやって人生をよくするわがままリスト

・元気だし、仕事もあるし、家族はいるし、何が不満?
・目標を立てて、それに向かって頑張っているけど・・・
・楽しいことをやっているのに、やらなきゃになってない?

そんなふうに思うことってありませんか?
私はあります。なんだかわからないけど、無性に疲れてしまうことがあります。

そんな思いで満タンになった日、Amazonで山岸洋一の「やりたいことだけやって人生をよくするわがままリスト」という本をみつけました。

この本は、「自分の真の願望を見つけ、それを実行に移すことの大切さ」について深く探求しています。


気付き

 私たちが日常の中で「やらなければ」と感じることはたくさんあります。それが、次第に私たちのエネルギーを削ぎ、楽しくやっているはずのことが義務に感じられてしまう・・・。この本を通して、「自分が本当にやりたいこと」「わがままにしたいこと」をリスト化する方法を学びました。

いままでもありましたよね!?100個のわがままリスト。

でも、今回これまでの本と一線を画しているのが
リストを作った後の行動が簡単で分かりやすい点です!

【やること】
①100個のわがままリストを作る
②今すぐできそうなまのに丸をつける
③それをスケジュールに落とし込む
④新月にリストを作り直す

これだけです!!!!!!

100個のわがままリストを作成したら、「すぐできるもの」と「少し未来のもの」とに分ける。分け方はすぐできそうなものに「⚪︎」をつけるだけ。丸がついた「すぐにできるもの」をスケジュールに落とし込んで実行する。この単純な行動が、自分自身に「私はやりたいことを実現する人間だ」というメッセージを強く伝える方法になり、失っていたエネルギーを復活させることができるそうです。

それを新月に見直してみることも提案。月からの影響って少なからずも受けていると女性の方は特に実感するのでは?ここも私が好きなポイントでした。

この循環を繰り返していくうちに、わがままリストの精度が上がっていくそうです。

私が気をつけたいなあ、と思ったのが、「わがままリスト」の実行が「目標」とならないようにしたいこと、です。私はついなんでも目標だと思ってしまいがち。だから、とても目標と思えないようなものもガンガン「わがままリスト」に入れることにしました。ダラダラしたい、何もしない、名探偵コナンの映画を見続ける、など。

時代が変われば、幸せに生きる方法も変わります。「目標を立ててそれを追い求める」のは、一昔前の幸せの実現方法として考えられてきました。でももっと柔軟性のある生き方でいいのでは?と作者は言ってます。なぜなら、人は必ずしも目標を適切に設定できないから。もし、目標がしっくりこなければ、それを変え、今すぐやりたいことを行えばいい。


これから私がすること

私も自分の「わがままリスト」を作成し、それを基に毎日の行動を見直していきたいです。それでも立てたスケジュールに縛られすぎず、自分の心の声に耳を傾け、その瞬間瞬間の「やりたい」という気持ちを大切にしていくことも心に留めて。

場所やノートにこだわらず、まずはリラックスできて、1時間ほど一人会議の時間を確保する。お気に入りのアロマ、大好きなコーヒー、リラックスできる音楽があれば最高ですね。


さいごに

山岸洋一の「わがままリスト」は、私たちが日々の生活の中で失ってしまう「本当の自分の声」を取り戻す手助けをしてくれる一冊でしした。目標に縛られず、自分の心の声に従って行動することの大切さを、改めて感じることができた私は、一息ついて立ち止まることができました。

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