サマリレポートと渋谷区と江東区の違いについての考察

ごくごくプライベートな話ではあるけど、6月に入るタイミングで引越しをした。
前の家は渋谷区で、今回は江東区。
2016年の7月に渋谷区に引越したので、足掛け4年は暮らしていたことになる。

年表にすると、うろ覚えではあるがざっとこんな感じだ。

2016年7月 渋谷区に住民票を移す。
2016年11月 結婚式を行う。
2017年7月 うつ発症、休職(当時は適応障害と診断)。
2018年4月 前々職退職、転職。
2018年7月 うつ再発、再休職(というか上の期間はろくすっぽ治療なんかしてなかった)。
同年  8月 禁酒生活突入。
2019年1月 無職生活開始。
2019年7月 禁酒生活に飽きて酒を解禁。
2019年11月 飲み屋で社長と知り合い、現職の内定をいただく(間に面接4回)。
2020年1月 現職に参画。
2020年6月 江東区に住民票を移す。
 
ちなみに、妻も2017年の春先から2019年までうつ病の治療をしていた。
つまり、2019年の半分は二人仲良くニート生活をしていた、はず。
サマリにすると流し読みもできそうだが、かなり濃い4年間を過ごした。

改めて、よくよくこんな状況から立ち直れた、とは思う。

ただ、今は治療の甲斐もあり、薬を徐々に減らせてきているので公私ともに非常に順調ではある。
家族や友人、これまで出会った周囲の人々、そして何より自分の心身に感謝したい。

さて、引越しから早2週間が経ち、ある程度生活も落ち着いてきた。
江東区民歴は浅いものの、前に住んでいた渋谷区との違いもなんとなく感じたので、それらをざっと並べてみたい。

渋谷区
・海抜:高い
・道:狭い(甲州街道は別)、複雑(暗渠含め曲がった道が多い)
・地形:アップダウンが激しい
・近隣の主要都市:新宿、渋谷
・カフェ:個人経営のモダンな店が中心
・居酒屋:個人経営のバー、小料理、飲み屋が多い
(比較的に新しい店も多い)
・飯屋:和洋中幅広く分布しているイメージ
・人:若い、職業が幅広い(会社員から自営業、役者やアパレル関係等々)
・住宅:低層、小規模のマンションや戸建てが中心
・施設:主要なものは新宿、渋谷に集まっている

【考察】
若い人が多く、比較的「遊び」と「暮らし」のバランスが取れている地域となっている。
一方、街としては歴史が古く、地域のコミュニティも出来上がっており、飲み屋に集まる常連などによって情報交換も盛んなイメージ。
単身、DINKS、多様な社会的階層によって文化が作られている。

江東区
・海抜:ほぼゼロ
・道:広い、単純(直線が中心)
・地形:平坦
・近隣の主要都市:銀座、丸の内
・カフェ:チェーンが多い
・居酒屋:チェーンと古い居酒屋に二極化している
(似たような店が多い)
・飯屋:ラーメン屋が割と多い
・人:中年〜壮年を中心とし、サラリーマンが大半(スーツ姿が圧倒的に多い)
・住宅:団地、大規模なマンションが主、戸建てはあまり見かけない
・施設:ショッピングモールや電気屋など、大規模な施設が点在

【考察】
ファミリー層、団塊が多く、「暮らし」に振り切った地域となっている。
銀座や築地のような歴史ある地域に比べ、南砂や葛西方面は埋立地、倉庫街が「ニュータウン」となった相様を呈しており、一言でいえば地域性の乏しいベッドタウンに近い。
(木場方面は角打ちや古い店もあるが、それでもどこか物足りない雰囲気はある)
ファミリー層が通勤のために暮らす街、という感じであり、利便性はあるものの「遊び」は外に任せている、というイメージ。


まあ何が言いたいかというとね、スーパーも近いし安いし美味しいしで便利極まりないんだけど、前のような飲み屋がなくて寂しいという感じだ。
すでに妻と周囲は徘徊しきったので、ある程度街の様子も見えてしまった。
住めば都と言うけれども、それ以前のホームシックを強く感じている段階。


ああもう読んでくれただけで嬉しいです。 最後まで見てくださってありがとうございました!