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ビジネスSNS、使ってますか?

今号のmofiは、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」と「ネットワーキング」について。

フェイスブックとほぼ同時期に上陸したSNSだったにも関わらず、日本ではいまだ定着しきっていない「LinkedIn(リンクドイン)」。ビジネス特化型SNSとしては全世界5億4,600万人(18年第1四半期決算)のユーザー数を数え、英語圏ではいまや必須のビジネスツールです。

日本ではsansanが展開している「Eight」が、2017年からSNS機能への拡張を図っていますね。デザインも用途も「日本版LinkedIn」を目指していると公言もしていますが、果たして1年のあいだに、どの程度成長しているでしょうか。

余談ですが、「Eight」は「名刺管理アプリからのネットワーキング・ツール」というルートを辿っているあたりが、日本のビジネス・カルチャーをよく象徴しています。日本から名刺文化がなくなることもないのだとしたら、あるいは「Eight」の進化のルートは正しいのかもしれません。

とはいえ、どこかで国際市場にも打って出たいというもの。数年後、「Facebookの前にMixi」があったように、「LinkedInの前にEight」があった、という話になってしまうのでしょうか。

あるいは目論見通り、Eightが日本を制圧し、世界へと飛び出してLinkedInに挑戦を仕掛けるのか。あいや、それ以前にMixiが過去のもののような扱いをしているのは失礼な話でしょうか。先に謝っておきましょう。

どうでも良いのですが、日本のビジネスマンたちは、どうしてこうも横文字のブランドに凡庸な名詞を用いるのでしょうね。日本語では「リンクドイン」が言いにくいのも間違いありませんが、「エイト」は一般名詞に過ぎて、とっさに言われてもなんのことやら。海外向けに用いたら、検索にも引っかかりにくいし、目立たないことこの上ないと思うのですが。

なにはともあれ。

コラムではハリウッドで就職活動に勤しむ者が、いかにして仕事を獲得し、そしてプロデューサーとして立ち回る第一歩を踏み出すのかをレポートします。LinkedInを起点にして、「スゴ腕のネットワーキング」を実践する若手を例に紹介していきます。

「ネットワーキング」は、2週間後の小原担当コラムでも掘り下げていく予定のトピックですので、ぜひ予習がてらに目を通してみてください。就活生や若い読者を中心に参考にしていただけるといいな、と思っています。


そして、三谷がピックアップした今週のニュースは、こちら。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が公開され、世界中のヒーロー映画ファンたちの興奮度が最高潮に達してます。現代の劇場映画エンターテイメントのあり方としては象徴的なフォーマットを興行的成功へと導いたマーベル・スタジオ経営陣の、先見の明が光る作品だと言えるでしょう。

果たして、ポップコーン映画としての同作のリーチはどこまで伸びるでしょうか。ニュースでは、同作が早くも樹立した記録の数々にも言及します。

ところで、ポップコーン映画といえば。

まだ5月ですが、アメリカでは夏興行が正式に始まっています。各スタジオの観客争奪戦の火蓋は切って落とされたのです。『ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』『オーシャンズ8』『ジュラシック・ワールド2』『マンマ・ミーア!2』など、これから注目の超娯楽大作たちが次々に公開されます。かき入れ時ですね。

その他、新進のエンタメ大国へと踏み出しつつある石油産出国の動きや、中国の制作誘致の動きもキュレートしています。一緒に追いかけていきましょう。

では、ゴールデンウィーク明けも張り切っていくとしましょう。

また次号にて。

(文責:小原 康平)


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