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【37】「クッション言葉」を使いこなそう。

休日はいまだに「半ズボン」を穿いている小井です。
いきなり秋になりましたね、、。

今日は「日頃どれだけ意識しているか?」をアンケートをとりたいくらい、
大切なテーマです。


・「クッション言葉」使ってますか?



「クッション言葉」をご存知でしょうか。

クッションは「やわらげるため」に使われます。
緩衝材のようなモノです。

コミュニケーションにおいても「緩衝材」が必要です。

相手を依頼したり、説得したり。

営業活動のコミュニケーションの場面で、
「伝えたい事をストレートに伝える」のでは、思いがけず軋轢を生むことも。

それが「商談が上手く進まない」原因になったりします。

「スムーズに相手に動かす」

そのための技術が「クッション言葉」です。

営業が苦手な方はこの「クッション言葉」のレパートリーが極めて少ない。

上手な方は状況に合わせて様々な「クッション言葉」を使い分けています。

私達が社内メンバーへ研修を行うとき、かなりの時間をとって共有するのが、
クッション言葉のレパートリーを持つ」こと。

今朝の動画でもご説明しました▼




この記事では、クッション言葉の使いやすい事例をご紹介します。


1)時間を奪っていることへの「配慮」


商談の時間や、新規テレアポに対応してもらった時間、
これらはすべて「相手の時間を奪う」行為。

こちらが思っている以上に相手は「時間を奪われている感覚」が強い。

そもそも「時間を奪われてイライラしている」かもしれません。

そんな相手に自分の思っていることをストレートに伝えると、、、
上手くいくハズがありません。

クッションとして、

「お時間をとらせてしまって申し訳ございません」

「お忙しい中時間をとっていただき、ありがとうございます」

など、配慮を示すことが必要です。



2)業界に無知なことへの「お詫び」。


商談やテレアポでは、相手の情報をいかに収集するかがポイントです。

もちろん事前にリサーチしてから臨んでいただきたいのですが、
相手の会社事情や業界については分からないことも。

そうなると「追加で質問する必要性」がでてきます。


図々しく踏み込んで質問して欲しいのですが、

その際に、自分の思っていることをストレートに伝えると、、、
上手くいくハズがありません。


「不勉強で申し訳無いのですが、」

「素人質問で申し訳ないのですが、」

など、クッションを挟んだほうが良いです。

こういった質問は、相手にとっては「わかりきったことを質問される」ことになります。
何のメリットもない質問なわけですね。

クッション言葉を使用することがベターです。


3)+αでの情報収集


2)とも繋がるのですが、私達は(皆さんも)あくまで営業活動としてコミュニケーションしているので、
「いかに効率良く情報収集するか」がポイントです。

【気持ちは図々しく、コミュニケーションは丁寧に】がポイントです。

ただ聞きたい事を、質問リスト順にを読み上げているだけでは、、、
ただの尋問です。


なるべく質問の間にもクッション言葉で配慮を示しましょう。

「差し支えなければ教えていただきたいのですが」

など、使い勝手が良い表現です。

いかがだったでしょうか。

今日お伝えした「クッション言葉」に関しては、
意識次第で簡単に身につくモノですので、是非意識してみてください。

オススメの「わたしのクッション言葉」があれば、教えてくださいね。

現場からは以上です(^^)

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■小井翔太のプロフィール
1987年、和歌山県生まれ。大阪市立大学を卒業後、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社へ。
もともとはトラックドライバーからのキャリアスタートでしたが、社内の営業ノウハウ本を徹底的に勉強し、
全ての商談(約2万)をボイスレコーダーで記録。通勤時の往復の阪急電車で自分の商談を聴き直して分析。
こういったお勉強の結果、社内で表彰をいただくことができるまでに成長することができました。

2018年から独立し、自身の「営業の勉強方法」をベースに地方の中小企業の支援に関わらせていただいています。

今は和歌山県、大阪府、兵庫県、滋賀県など近畿から、広島県、新潟県など全国の中小企業の営業支援をさせていただいております。

専門は「大手への新規開拓」です。

経営を安定化させるために、「大手との商売を新規スタートさせたい」。
でも、「アプローチ方法がわからない....」「どこかでウチでは無理だろうなと思っている...」
そういった中小企業さんの支援をメインに行っております。

ーー略歴・実績ーー
2008年4月〜 コカ・コーラで10年勤務
2017年・2018年 競合からのシェア奪還事例で社内表彰
2018年2月 営業支援会社を設立
2022年4月 和歌山県にて営業の専門家として「わかやま産業振興財団」専門家登録
2023年12月 和歌山商工会議所、特別会員として登録

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