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私はバージンじゃないと話した大学2年秋冬

彼氏のバージンを頂いた後

どのくらい経ったかな

中華料理の夕飯を
横に並んでもお互い向き合って
一緒に食べているとき

日々お互いが惹かれて
幸せな空氣が深まるのが分かるから
隠し事はよくないと思った

勇気を出してというより
明るい会話の流れで話し始めた

「ひとつだけ言ってないことがある。
付き合う前に、旅で君と離れてる時に
他の人とHしたから私はバージンじゃない。

ファーストキスも挿入までのイチャイチャも
初めては君。

私にはファーストキスが大事。

ヤることは、初めてはなんか恥ずかしくて、
知らない人で済ましたかった。

あの人に愛情ないから気にしないで欲しい。」

全て話した後

振られちゃうのかな...

急に心配になってきたけど
隠し事がある方がしんどい

H相手に愛情がないから問題ない

正式に恋人になる前の話だから、問題ない

そう思って話したけど 
受け入れてもらえないかもしれない。

「え...」

しばらく沈黙

「なんか変だと思ったんだよな」

また沈黙

「ちょっと考えさせて」

うわー...

その夜は
宙ぶらりんになった状態で
実家に帰った

翌日

「話したいことがある」

大学にいる時間に呼び出されて
他の学生がいないところまで
一緒に歩かされた

無言

ひだまりの駐車場で
座ることにした

「俺も話してないことがある」

!?

この展開は予想外...

留学中に他の女に告白されたらしい

でもその子には日本に彼氏が居るから
付き合って欲しいという話ではなかったらしく

それでも異性として彼も意識はしていて
私に後ろめたさがあったという

留学中
一度、私が彼の部屋を訪れたとき、
ドアをあけたら、その子が椅子にすわり、
彼はその椅子とセットの勉強机に腰掛けて、
とても近い距離で話をしていたことがあった。

窓から差し込む夕焼けの光と
2人が私をみる光景に

私は入れなくて
ドアを閉めたのを覚えてる

その後、あの子について質問しても、何もない、彼氏いるしな、と言われて、「何もない」という言葉を私は鵜呑みにしていたからショックだった

「おあいこ、だな」

そう言われて
別れられるより良かったけど
嬉しい気持ちにもならない

自分がしでかしたのはカラダ

彼は心

そっちのほうが大問題だ

「しばらく、おまえと、あいつと、ふたりが気になるから、どうしたらいいもんかと思った。
今は、あいつには何も思わないけどね。」

そう聞いて
安心よりも
嫉妬や隠されたことへのショックの方が強くて

つらかった

後から考えたら
わたしの件は受け入れてもらえたわけで
良かったのだけれど

こうして
この時は別れず

ひとやま越えて
さらに仲良くなった

(その女と彼は
私達が別れてから何年後かに
一度だけsexすることになる

「いいもんじゃないな…2度目は無い」
と報告があった)

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