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タイの県名、その由来(3)

ชลบุรี (チョンブリー)= 水の街
 ชล (チョン) はน้ำ (ナーム) 「水」を意味する。
 
チョンブリーはアユタヤ時代から地方都市として栄えていた。ただその後1950年代までは、開発に後れを取っていた。ベトナム戦争を境に、県内に、ウータパオ空軍基地が整備され、現在は国際空港へ発展を遂げている。また、1960年代頃から開発が始まったパタヤは、世界を代表するリゾート地となっている。その他、実に10を超える工業団地が建設され、県は未曽有の発展を遂げている。
 
県章
地元の住民によって神聖なものとされる、カオ・サームムックと呼ばれるバンセーンビーチに聳える丘が描かれている。丘には、愛する人との結婚を諦めざる得なかった女性、サームムックが祭られている。地元の漁師達は、女神が海難事故から守ってくれると信じているという。観光客には、どんなに反対にされても結ばれるという、恋愛のパワースポットとしても有名だ。恋愛祈願に凧を供えるらしい。

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