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なぜ、成功者は少ないのか

神戸の教師イジメを発端に、各地で教師イジメが明るみになったり、保育士が園児に暴行を加えたりと、あいも変わらずそんな報せが後を絶たないわけですが、人の失敗のニュースばかりで、人の成功のニュースがこれほど少ないのは本当に嘆かわしく感じます

なぜ、これほどまでに道を踏み外す人が多いのか

事件化されるほどの大きなことではないにせよ、もはやこうしたことは日常化していて、誰の身近にも大なり小なり『ムカつくやつ』というのはいると思います

それほど魅力に欠けた人で社会は埋め尽くされているのだと思うのですが、僕が思うに、

意志ある所に真の魅力は宿る

と思うので、そうした人は意志を見失っているのだと思います

よく、成功法則などでは、

『結果を残しなさい、そうすれば人はついてくる』

と言われますが、これほど『常識化』した言葉があるにもかかわらず、それを正しく理解している人が少ないのだと思います

というのも、多くの人がこの言葉を

結果を残すから、人がついてくる

と勘違いしているからです

なぜ、これが勘違いなのかというと、

・結果を残す力
・人を惹きつける力

は別物だからです

にもかかわらず、勘違いをして『結果を出せば人は勝手についてくる』という人が、自分の結果を出すことに固執するあまり、どんどん成功から遠ざかるのだと思います

つまり、『結果を残せば人がついてくる』という訓えを正しく解釈すると

結果を残す力を養いなさい
そして、人を惹きつける力を養いなさい

という2つの異なる次元の話をしているということです

だから、どんなに結果を残せる人であろうとも、人を惹きつける力を養わない限りは本当の意味で成功を手にすることはできないのです

では、人を惹きつける力とは何かというと、『人や社会を想う気持ち』です

最初は身近な誰かからでも良いですが、それが強くなると『意志』へと変わります

人を想う気持ちが意志に変わり、さらにその意志を研ぎ澄ましていくとそれが高い魅力となって『結果を残して、人がついてくる』ようになるということです

その人を想う気持ちや意志は言語能力のみでは相手に伝わりません、服装や仕草、行動といった非言語(ノンバーバル)能力も影響するからです

例えば、身だしなみとお洒落の違いでよく言われることは『相手に不快感を与えないようにするか、好き勝手にするか』ということですが、本当の意味でのお洒落とは『身だしなみを洗練し昇華した先にある状態』のことです

つまり、相手を想う気持ちや意志というのは『着る』ことができるということで、自分の一挙手一投足にまで意志を宿すことで真の魅力があふれ出るということです

相手を想う気持ちも意志も、持ってるだけでは誰にも伝わりません
持ったなら、それを行動に移し、表現するしかないからです

僕の意志は、「人の魅力を高めて、世界を平和にする」ことで、その過程に「イジメの無い優しい世界を創る」という想いがあります

その為には、「そもそもいじめはなぜ起こるのか」を考えなくてはならないわけです

それを一言で表すと

意志が持てないから

ということですが、自分の意志を実現する事だけにこだわり、他人の意志を踏み台にするようでは、イジメと本質は変わりません

なにより、人の意志を否定することは、将来的に自分の意志の実現の障害にもなります
なぜなら、他の誰かの意志によって生まれたもので自分が救われる可能性もあるからです

なので、「結果を残しなさい、そうすれば人はついてくる」という言葉の真意は

自分の意志を実現しなさい、そして人の意志も拾い上げなさい

と言っているのではないかと思うのです

『自分の意志を実現する力』と『人の意志を拾い上げる力』は別物ですが、意志には『人の意志を拾い上げようとする心』も含まれているので、本当の意味での意志(人を想う気持ち)があれば、自分の意志を実現し、人もついてくるのだと思います

『利他』という言葉の真意はここにあるのだと僕は思うのです

そうすれば、イジメやハラスメント、虐待や暴力といったものは自然と淘汰されていくのではないかと思います

僕は、美容師という仕事は、人の意志を拾い上げ、非言語(ノンバーバル)な部分の表現をサポートできる重要な仕事だと思うので、その人の意志に基づいたデザインを考え提案するように心がけています

あなたも自分の意志を見出したいと思うようでしたら、いつでもお待ちしておりますので、ご連絡ください


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