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第62椀 鶏団子とアサツキのお味噌汁

初出:2019年5月4日

<お味噌汁> ひと椀がつむぐ大切なもの それは日本のたから

「お味噌汁復活委員会」は、味噌汁の大切さをあらためて発信していこうと、2014年夏にFacebookページにてスタートしました。世話人、お味噌汁復活ライター、一般読者が思い思いの味噌汁を投稿しています。

味噌汁の出汁・味噌・具材を、それぞれに深く楽しく考え広め、毎日の食卓に味噌汁をいただく習慣を復活させるべく、活動の場を広げています。

私コイタは第1期からお味噌汁復活ライターをさせていただいております。ここでは私の書いた記事をまとめて紹介しています。


テーマ:鍋の残りスープでお味噌汁

「鶏団子とアサツキのお味噌汁」

五月と言っても夕方になると寒くなる日もありまして、湯豆腐で熱燗がいいなぁなんて思うこともありますよねぇ。

というわけで、まずは湯豆腐を。乾シイタケの出汁に、アサツキは葉も鱗茎(りんけい→小さいらっきょうのような球根部分)もミジン切りにして混ぜ込んだ鶏団子、長ネギ、そして豆腐を入れていただきました。この鍋の残りスープと具をとっておいて、翌日タケノコと味噌を加えてお味噌汁にしました。翌日のお味噌汁を想像しながら鍋をいただくってのも、なかなかオツなものです。

と、写真を撮っていたら、あれ?なんだか似たようなお味噌汁を記事にした気がして遡ってみました・・・ありました。デジャブのように昨年の今頃、鍋の残りスープと、鶏団子とアサツキのお味噌汁を作っていました・・・しかも黒胡椒まで同じ。

いやぁ時代が平成から令和に変わっても、季節ごとの食材、その日の気温などと相まって、食べたくなるものって変わらないんだなぁと痛感しました。まぁそれが日常です。令和も変わらず毎日お味噌汁をいただきますよ!

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「鶏団子とアサツキのお味噌汁」
出汁:鍋の残りスープ
具材:アサツキ、鶏団子、タケノコ、シイタケ
吸口:黒胡椒
味噌:信州味噌(米麹)、手前味噌(米麦混合麹)


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