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海外移住したい人間の頭の中公開中 その2(移住したい理由)

その1もよかったらご覧ください。

海外移住といっても、日本を捨てたいとか、永遠にどこかに住みたい、というわけではなくて、一時的にでもいいわけで。

旅行したらいい国だったけど、住んでみたらそうでもない、という国はいくらでもあると思うんです。
その逆もしかり。
たとえばワーホリで行っていたカナダは、観光するには微妙な国だったけど(私にとっては)住むのにはめちゃくちゃいい国だと思う。

なので、ノマド生活というか、生活してみて、よければ住み続けるし、嫌ならまた移住する、そんな生活がしたいな、と思ってます。

カナダでホームステイしてたときに思ったのですが、カナダは移民が多く、私のホストファミリーもイタリア系でした。
なぜ移住したかは聞いてないのですが、(聞いたけど聞き取れていないだけかも)海外の人って割と簡単に(?)移住している人が多い印象。
EU圏は移住しやすいというのがあるのだろうけど、日本は島国なため、移住といっても国内が限界。
コロナ禍で移住する人が増えたけど、それが海外にしたって別にいいわけですよね。

芸能人でも海外に拠点を移している人は結構いますよね。
渡辺謙さんとか、小栗旬さん、吉川ひなのさん、梨花さん、杏さん、宇多田ヒカルさん、などなど。(過去にしていた人も含む)
そういう人たちのニュースや暮らしを見たり聞いたりするたびに、「いいな~」なんて思っていたのだけれど、芸能人は芸能人。
稼いでいるお金も全然違うし、海外でも仕事はできる、そういった人たちとは次元が違うしな、と思っていました。

だけど、最近、子連れで世界一周旅行をしている人もインスタで見かけるように!
家のローン抱えて、とか、子ども3人連れて、とか、ぶっとぶくらい行動力のある一般の人たちを見かけるようになりました。

それを見ると、「いや、行けんじゃない?」なんて希望を抱くようになってしまったのです。

私は、世界一周旅行を経験している身として、一人でも大変だったから、「子どもと世界一周は絶対無理!というか嫌だ!」の人なので、暮らすほうがいいな~。
子どもといると、ただでさえ何にも計画通りに進まないので、時間の制限がなく、ゆっくりとゆとりをもっていける生活のほうがいいなと思っています。

別に大きな野望があるわけでもないのですが、しいて海外移住をしたい理由をあげるなら、と思いいくつかあげてみました。

日本は災害が多い

私は異常に地震に対する恐怖があって。
津波も怖くて、絶対に海の近くには住みたくない。
実家が海の近くなのですが、帰るたびに、いま地震が起きたらどうしようと、不安になってしまうほど。

とにかくここ最近大きな地震が多く、恐怖を抱いています。
大きな地震があったときに、子どもを連れて逃げられるかな、とか、子どもが赤ちゃんのときはそれはそれは不安で不安で仕方なかったです。

日本が地震が多い国であることは仕方ないことなので、この恐怖とずっと隣り合わせにいるのはちょっとしんどいな、と思ったりします。

日本の未来が不安

少子高齢化で、50年後には日本人の人口が1億人を切るなんてデータもあったりして、ますます税金は高くなり、若者の負担が増えていく。
50年後に私はこの世にいなくても、子どもがそういった日本で生きていくのをやめて、海外で生きることも選択肢の一つに入れることができるように、今のうちに、日本という国に縛られなくてもいいということを体に染みつけておきたい。

とにかく疲れた(笑)

とにかく疲れてます(笑)
ワーママとして育児と家事と、仕事と、三足の草鞋はもう疲れた・・・
海外のワーママがどうやってやりくりしているのかも知りたいし、
正直、「ちょっともう休ませて、ゆとりをもって生きたいんだ!」状態なのです。

本来、ぐーたらな人間だし、人にしつけとかできるような人間じゃないし。

それでもここまでやってきている、頑張っている、でももう限界。

楽しく生きたっていいじゃない!(急なハイテンション)

ということで、転職することも考えたけど、環境が変わるだけで結局は何も変わらない気もするので、どうせならフリーランス、それならどこに住んだっていいじゃん!となって、今の考えに至ります。

子どもに多様性を学ばせたい

日本にいるとどうしても日本人だけのコミュニティになりがち。
同調文化というか、みんなが一緒が「正」のような教育は受けさせたくないな、と。

人間は十人十色。
みんな違っていい。

日本にいるとその理論はわかっていても、なかなか受け入れにくくなったりするのかな、と。

もちろん、人種差別だったり、ジェンダーだったり、いろんな差別や偏見は日本にだけにあるものじゃなく、どこの国にもあるけれど、隣の席の子の肌の色が違う、目の色が違う、隣に住んでいる子の言語が違う、それはなぜ?
どうして違うの?
どうして自分の髪の色は黒いの?
なんてことを考えて、自分のことも他人のことも考えてあげる人間になってほしいなと思ったりもします。

老後も楽しく生きたい

私自身、とても臆病で神経質な性格で、将来の起きてもいないことを不安に思ったり、過去のどうにもならないことを思い出してはくよくよと悩んだりします。

若いときから、何か健康に異変があれば、がんなんじゃないか、とか、死ぬんじゃないか、なんて大げさに心配してみたり。
(御年41歳。超健康です。あの時の心配していた時間を返してあげて、と思うくらい・・・)

さっきも言ったけど、地震が来たらどうしよう、津波で死にたくない、とか、想像して不安になったり。

死ぬときのことを想像して夜眠れなくなったり。

こういう性格をなんとかしたいと思っても、なかなか治るものでもなく、40年間この性格と共に生きてきました。

だけど、自分が1年間だけそういったことを全く考えなかった期間があったんです。(赤ちゃん期を除く)

それが、世界一周をしていた1年間で。

世界一周旅行をしていたときは、死とか災害とか、飛行機すらも怖い人なんですけど、飛行機に乗るのも何も怖くなかったし、死ぬこととか想像したときもあったのに、それも何も怖くなかった。
もちろん、ビビりだという根本はあるので、危ないところはいかなかったけど。

これってなんでだろう?って考えると、やりたいことが思い切りやれているから、ということが1つと、
「なんとかなる、なるようにしかならん!」
ということを身をもって体験していたからかな、と。

明日どこどこ行こう、と計画してバスの日程を調べてバス停に行っても、バスがない、時間が変わった、とか、
バスに遅れる!と思って心臓口から出るんじゃないかと思うくらい心拍数爆上げでダッシュしたのに、バス来てない、ずこーとか、
飛行機の乗る日間違えて空港に行っちゃたこともあったし、
旅行中に歯が痛くなって、聞いたこともないチリの小さな町に治療のために一人で長期滞在したり。

旅中はトラブルがつきもので、というかトラブルしかないので!

日本にいると計画通りに進むことが多いから、予期せぬことが起きると耐性ができておらず、パニックになってしまうのかな、と思ったりします。

旅中は、トラブルが起きても「なんとかなる」の精神でいれるのは、
たしかになんとかならなかったことはないし、死ぬこと以外はかすり傷みたいな、すごい体験している人はたくさん見てきたからかな、と。

アフリカ旅行中にバスが横転して、バスの下敷きになった人もいたけど、それでもその人普通に生きてたし。
マラリアにかかって苦しんでいる人も見たけど、その人も元気に生きてるし。

たいがいのことはなんとかなることを知っているから、起きてもいないことを不安に思うことがなくなるのかな、と思ったりします。

日本帰国後しばらくはそんなかんじだったんですけど、また長く日本に居続けると不安症な自分が出てきて。
これがやっかいなやつで、一種のアレルギーのようなものかな、と。
根治は難しいけど、またこういった環境になればあの時の根治に似た自分に出会えるのかもしれない、という期待もあります。

そんな理由から、
海外移住、したいです。

次は、海外移住にまつわる問題点をお話ししていきたいなと思います。
よかったらまた見てください。

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