見出し画像

雷雪

支払い期限を超特急で過ぎていく。
人生を無賃乗車で走っているみたい。
なんかどきどきする。
それでも、
生きていいと君が認めたら
君を共犯にしても許されるかな。

君に生きていいよと言われたいから死のうとする。
最高の矛盾。
人は生死を盾にして、
ときには刃物にして攻撃して戦う生き物。
それって愛じゃん?

僕の詩が雷となってひとつの国を破壊できたらいいのに。
そうして人々の愛を破壊する。
だって、そしたら人々の凍てついた心がきっと綺麗な雪を降らしてくれる。

これからはずっと君の瞳の中に居たいって言った。
そしたら君に「じゃぁ死ぬなよ」って言われちゃった。
生きる代わりに、君の瞳の中に居る他の人の頭上に雷を落としてもいい?
ダメなら雪で生き埋めにしてやる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?