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父との別れ

4/27父が旅立ってしまった

80歳だった

父は、一昨年の6/1より
施設に入っていた

コロナもあり、
あまり会えないこともあったが

それでも、定期的に面会に行き
電話したりとやり取りを続けていた

しかし
今年に入ってから
認知も進み、ちゃんと話が通じる時間が
だんだん短くなっていて

それでも私が娘ということはわかっていて
会うと喜んでくれた

実は父は、一昨年、肝臓にがんが見つかり
昨年の春までの余命宣告を受けていた

そう思うと、それから、まる1年
よく頑張ってくれたと思う

最後の父は
寝ている時間がだんだん長くなり
眠ったまま静かに旅立っていった

きっと今は
もう透析をする必要もなく
好きなものを食べたり飲んだり

そして母や弟に
どんなに立派な法名をつけてもらったか
きっと誇らしげに自慢しているだろう

ちなみに、うちは、浄土真宗のため
戒名ではなく法名という

法名は、浄土真宗における戒名にあたる名前

浄土真宗には戒律がないため
受戒の代わりとして仏法を拠り所として
生きていく証として授けられるの

父がいなくなって
これまでのことを思うと

父は色々あったが、娘の私には
迷惑をかけないように
父なりに本当に頑張ってくれたと
染み入るように思い出す

親の想いは計り知れない

本当にありがとう

父を想いながら
粛々と実家を片付けている





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