「伝統的酒造り」のユネスコ無形文化遺産提案への同意書を提出しました

日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会は、日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん等の伝統的酒造り技術を次の世代へ確実に継承するとともに更に向上させていくため、この技術の保存・活用及び発展のための活動を行う登録無形文化財「伝統的酒造り」のわざの保持団体として、文部科学大臣より認定を受けています。

伝統的酒造りは日本の気候風土によって育まれてきたこうじ菌を使う独特の技術であり、それにより醸される酒も、日本人の儀式や祭礼行事に加え生活の様々な場面に不可欠です。当会は、関係者と連携して伝統的酒造りの後継者育成や普及啓発の中心となって活動を行っています。

私たちは、こうじ菌を使い並行複発酵を行うという技術は、人類の創造性の豊かさを示す一つと考えており、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産代表一覧表に掲載されることが、世界の食や発酵文化の多様性への関心を高め国際的対話を誘発することを期待しています。

以下省略

令和4年3月24日
東京都港区西新橋1丁目6−15
日本の伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術の保存会

会長  小西 新右衛門

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