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親の声掛け次第で子どもが変わる!?自ら考えて動く子にな~れ♪

子どもに注意したり、何かやってほしい事があるとき、どのように声掛けをしていますか?

「神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り/星 渉 (著)」のキーワードを子どもにも使ってみたら、子どもが自主的に動くようになりました。

親の忍耐はちょこっと必要ですが、毎回完璧じゃなくてもやってみる価値大アリです。


子どもを注意したくないなら自ら気づける訓練を!


子育ての中で、子どもに注意する場面ってありますよね。

「片付けなさい」
「帰ったら手を洗いなさい」
「けんかをやめなさい」

何かをやってほしい時やってほしくない時、直接言ってしまえば楽で早いです。

しかし、その場ではいう事を聞いても、子どもはただ言われた事をやっただけ。

次も、そのまた次も同じことを言わなくてはいけません。

子どもにはやらされた感だけが残り、自主性も育ちませんね。

それではどう声掛けをしたらいいのでしょう。

「神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り」の中で相手の自己重要感を傷つけない方法として、4つのキーワードがありました。

子どもでも同じだなと思ったので、わが子にも使ってみることにしました。

はじめは時間がかかるものの、だいぶ考える習慣がついてきました。

考える習慣がつけば、注意しなくても、親が気づきを与えれば行動するようになります。


否定をしない。気づかせる。答えを言わない。正さない。


「神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り」の中では、

否定をしない。
気づかせる。
答えを言わない。
正さない。

というキーワードを上司から部下に向けて使っていました。

子どもへはどう使っていけばいいでしょう。

具体的に考えてみます。


否定をしない。

何があっても否定的な言葉を投げかけてはいけません。
「でも~」とか「だけど~」の言葉は一気に子どものテンションを下げます。
例「そう思ったんだね。この場合もそうなのか考えてみようか?」


気づかせる。

親が丁寧に質問を投げかけることで子どもは自ら気づきます。
自分で気が付いたことは、子ども自らやりたがります。
例「あれ?これやって良かったんだっけ?」


答えを言わない。

何があっても親は答えを言いません。
自分で考えた答えだという認識が、子どもを自主的に動かします。
例「そっか。これにはこういう前提条件があるよ?それで合ってるかな?」

正さない。

子どもが間違った答えを出しても、けして直接正しません。
言い方を変え、状況を辛抱強く説明して出してほしい答えへ導きます。
例「そうだね。ではこういう場合はどうだろう?」


なかなかまどろっこしいですね。


声掛け後の親の対応で、逆効果になることも!

お察しの通りこのキーワードを使うのは忍耐が必要です。

まるではれ物にさわるかのように、いや、はれ物をガーゼでくるむように伝えなくてはいけません。

その上、子どもの思考はまだ発展途上

親の理想の答えには程遠かったり、まったく的外れな答えだったり、時間がかかります。

なので忙しい時はもちろん、いつも完璧にやろうとは思わなくて大丈夫です。

「今日はここまで待てた。」と気長に取り組んでいければいいのです。

子どもに投げかけ、間違っていても子どもが自分なりに答えを出したということが重要なのです。


結局は親の時間的余裕と心理的余裕

否定をしない。気づかせる。答えを言わない。正さない。

はじめは思考が進まず時間がかかっても、子どもも親もだんだんと慣れてきます。

それまでは無理をしない。
子どものペースで進めていくことをおすすめします。

子どもの考える力が育つより前に、「もう質問嫌い!」と拒否されないようにすることも大事なことです。

結局は子どもの答えを受け止められる、親の時間的余裕と心理的余裕が大事ですね。

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