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順番が違う!!まずは自分優先でいいんです。自分を満たしてから、他へ。

日本にいる皆さんにも寒波が来ますよ。いや、もう来たかな。どうも気温の寒暖が激しくて、服選びが大変で仕方ない今日この頃です。やっぱり、一年中夏の気候帯へ移住しちゃおうかしら。。。

さて、今日のテーマは「自分優先でいいんだよ」っていうお話です。ちょっと長いので、まずは結論から。
『まずは、あなた自身を満たしてあげてください。その幸福やお金が溢れてきたら周りに分けてあげてください。そこに罪悪感を覚える必要はありませんよ。』

よく利他的がいいとか、人のために行動しなさいって、子供の頃から先生や大人に言われてこなかったかな。確かに世のため、人のためって大事だけど、今日はそれに少し水をさすかも。

特に日本人は、利他の精神っていうのが、文化の根底に流れているのは感じる。自己犠牲って、かっこいいなんて風潮すらあるんじゃないかな。ちょっと思い出してみましょう。毎日の食事。

【ある日のこと。1年に一回しかないタラバガニの日。ママが美味しく茹でててくれたタラバガニを、ママ「さあ、お食べ」って言って、子供達「わーー、美味しそう」なんて言って、カニにむしゃぶつく。小さい子はカニが一人では食べられないから、食べやすようにしてあげて、ママはお口まで運ぶ。食べた子供のにんまりとした笑顔。それを見て微笑むママ】

さて、このシーンを思い浮かべてどう思いましたか?私は、タラバガニ食べたことないし〜って、ひねくれないでね。

すごく幸せそうですね。

ここで、ママの背景を見てみましょう。

【三人の子供を抱えるシングルマザー、旦那さんと離婚して早、3年の月日が流れていた。一番したの子は、もちろんパパの顔を知らない。一番上の子は歳が離れている16歳の女の子。ママがいつもいない時は、ママの代わり。ママというと毎日昼間と夜の仕事の掛け持ち。3年前と比べると体重も10キロ減り、昔の洋服がすでに合わなくなっている。長女には負担をかけてすまないと思いつつ、仕事をしなければ、生活が成り立たない。離婚したパパは養育費も連絡もない】

先ほどの、タラバガニのシーンが、なんかすごくかわいそうな家族に変わりましたね。ママは、本当は自分も食べたいのに我慢。子供はお母さんが無理してるのを気にかけているけど、つくり笑い。なんて感じでしょうか。または、美しい家族物語のワンシーンと感じた人もいるかもしれません。ママも子供も無理している。そう、日本人が好きそうなワンシーンかもしれませんね。慎ましく自己犠牲的な。

でもね、それではダメなんですよ。いつかママは、ドッカンとキレてしまう時がきます。自分を幸せにできていないから。

欧米では、日本に比べ寄付が多く、その寄付で生活できている家族すらあります。富んだらその富をシェアすべきという考え方もあるし、貧富の差がなんと言っても大きい。

一昔前に、「清貧の思想」っていうのが、ブームになったことがある。本も出ています。日本人は本当にその清貧(貧乏だが、心が清らかで行ないが潔白であること。余分を求めず、貧乏に安んじていること。コトバンク)。というのが好き。好きというより、美として語られる。

そこに私は、違和感を感じる。そもそも昔の日本人がそうであったしても、自己犠牲の上に成り立つとか、豊かな生活を我慢するとか、美味しいものを食べないとか、そういうことではないのではないかと。

私の仮説は、「既に満たされているから、必要を感じない」

ということではなかったのか。仏教で言うと足を知る。

日本人の本質は、「ある」と言うことに目を向けて、その幸せを味わえると言うところだと思います。明治以降、物質主義、唯物論が横行し、第二次対戦後にはさらにGHQがそれに追い打ちをかける。教育界にも(日教組はそれの最たるもの)、メディア界にも、すべて日本人のベースとなっているその考え方を根底から押さえ込む必要があった。それは、日本人が怖いからですね。二度と立ち上がれないように、そして言うことを聞かせる奴隷の国にするために。

2019年夏。私は、アメリカの先住民族、ホピの村に入りました。もちろん、そこには信じられない世界がありました。そうハリーポッターの世界。そして、彼らの年次行事のお祭りに参加しました。呪詛をかけられるので、写真は厳禁なので撮れませんでしたが、選ばれた村の男たちが、上半身裸で飾り物をつけて、村を練り歩きます。鳥の真似でしょうか「ホーホーホーホうーホホ」と言う掛け声。そして、足で大地を踏んでリズムをとって並んで歩きます。でも、1つ違和感がありました。そう、ほとんどのホピの男たちは、お腹の肉がこぼれ落ちそうなほど太っています。そこに汗が滴り落ちる。。。ちょっと醜い。。。

そのホピの中でもいくつか派閥があり、いまだに電気の生活を拒んでいるグループもあれば、欧米化に完全に文化を乗っ取られているグループもあります。バンバーガーやポテトなどのジャンクフードで太り、お金を求めて出稼ぎに出る。やっぱりここでも、ネイティブアメカンは遠い昔のような印象を受けました。

日本でもアメリカでもこの波は抑えられなかったのでしょう。人間の欲は本当に強いですからね。

別に欲が悪いとは言っていません。人類を前に進めるには良くはむしろ必要。でもそれは、自分を犠牲にすることではないし、まずは自分が満たされることが大切なんだと思うんです。

まとまらなくなったので、いるかもそろそろこの辺で。


#ホピ族 #日本人 #欧米化 #清貧の思想 #自己愛 #欲求 #自己犠牲 #自分優先 #GHQ  




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