料理は一つずつ編

家事や料理で工夫していること

料理はマルチタスクでするものだと思われがちですが、無理に3つくちコンロを同時に使わなくてもいいと気づきました。

午前中に素材を切る作業だけやったり、一品仕上げておいて、夕方にあったかいまま出せる料理を作ります。結果、一汁二菜になれば構わないと思うようになったので、シングルタスクを自分のペースでこなして用意しています。1日かけて夕飯をちゃんと作れればいいという考え方です。

小学校や幼稚園、習い事など、子供の予定が立て込んで、疲れて動けない日が週に何日もあります。

時間があるときに作り置きをしたり、すぐ作れるカレーや、麻婆豆腐の材料は常にストックして、なるべく手作りの料理を家族に出せるよう、工夫しています。

健常者に比べると時間がかかりますが、自分のペースを把握することで、7年経って、ようやく気負わずにこなせる、家事になったと思います。

まだまだ、ご飯を炊き忘れたり、お茶っ葉を入れずに、ヤカンのお湯を沸かしたり、とうっかりも多いのですが、家事動作の手順で悩む事はなくなりました。

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2019/07/03に登壇させていただいた、東京都の高次脳機能障害者相談支援研修会の資料になります。東京都の行政・医療・福祉関係者向けでしたが、マンガなどを使ってわかりやすく書きました。

30代で脳出血から高次脳になった普通の主婦が当事者として感じたリアル体験談や悩みを綴ります。有料価格を設定していますが、中のノートはほぼ全…

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