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Lv.32になったので抱負を書いてみる

Open AI がGPT-4をリリースしたXデーから1年。GPT-5がリリースされるかどうか噂されている今日この頃ですが、私のバージョンも32にレベルアップしました。(32といえば… この子ですよね。90年代生まれの皆さん)


さて、前回noteでは、Carstayの新製品「SAny.VAN」「SAny.KIT」を発売した背景や目的について書きましたが、


今回のnoteでは、32歳という節目に、いま感じていること、考えていることなどを、ここに雑記しておきたいと思います。




会社を経営するということ


Carstay株式会社も2018年6月の創業から5年9ヶ月が経ちました。

最近になって身に染みているのですが、経営者の仕事は以下の3つ:

① ビジョンを掲げ、リスクを取り、必要な資金を調達すること
② 調達した資金を大切に管理し、会社成長に必要な投資を行うこと
③ 株主や債権者などのステークホルダーに対して、説明責任を果たすこと

これ以外は、極論ほかのメンバーの仕事であり、経営者の仕事ではないと言えますし、常に自分にも言い聞かせています。

創業間もない頃はそんなことも言ってられないので、CEOが組織づくりを考えたり、事業成長の戦略を立てたり、KPIを管理したり、など実務を兼務することも多いので、口を出したくなることも多いですが、経営者は上記の3つにフォーカスできるように、なるべく早く優秀な人材の採用や権限委譲を進めるのが大切。ということです。


事業をマネジメントするということ


では、経営者が、経営者しかできない仕事をするために、どんな人を採用するべきか?一言でいえばマネジメント能力が高い人です。

事業のマネジメントを任される、マネージャーの仕事は以下の3つ:

① 経営者の代わりに、ミッションや経営目標をメンバーへ伝えること
② 経営目標を達成するための戦略や行動計画を立て、組織に浸透させること
③ 経営資源とリスクを管理し、成果を生み出し、経営目標を達成すること

それぞれ簡単に補足すると、

① ナラティブなコミュニケーションを通じて、マネージャー自身が経営者の代弁者となって、私たちはどこに向かうのか?を伝える必要があります。目標の背景や意義をも翻訳することで、社内の理解を深めるのが大切です。

② いわゆるPDCAサイクルの起点となるPを定めて、私たちはそこへどのように向かうのか?という具体的なプランの共通認識を組織内でつくります。逆算して目標を立てて、センターピンとなるKPIを見つけるのがポイントです。

③ 実際にメンバーと目的地へ向かいながら、旅路にある様々な障壁を取り除き、私たちは目的地へ辿り着けた!という明確な成果を出します。効果的な1on1やコーチングなどにより、メンバーのスキルとモチベーションを最大化させ、仮説検証を通じて、学習・改善する組織を作ることが求められます。


最初から完璧な経営者はいないように、上記をすぐに完遂できるマネージャーは稀有な存在です。これらは言うは易し行うは難しで、高いソフトスキルや逆境を乗り越えた経験が必要です。事業や製品が違えば、異なるフィールドでの戦い方も変わってくるでしょう。

そのため、一定以上のマネジメント経験を持ちつつも、適宜アンラーニングしながら、状況を踏まえて柔軟に動ける人がマネージャーには向いてます。実際にCarstayで活躍しているマネージャーはそんな人が多いですね。


30代の生活習慣について


話は変わりますが、30代に突入してから、20代の頃とは異なり、明らかに無理することができなくなりました。そこで、まず生活習慣を変えました。主に以下の3つです:

① 睡眠:1日8時間、寝る。週2回は入浴し、睡眠の質を上げる寝具を揃える
② 食事:野菜を摂り、ビタミンやたんぱく質はサプリで補う。家では禁酒
③ 運動:週1回は筋トレする。エスカレーターより階段。家でストレッチも

特に、20代の頃と最も違うのは、睡眠時間を削っても成果が出ないということです。新卒の頃から、誰よりも働いてやろうと、長時間労働や深夜残業を厭わない体力が自慢だったのですが、30代に突入してからは、しっかり寝ないと、如実に集中力が失われることを感じています。

そのため、睡眠の量だけでなく質も気を遣うようになりました。今までは、なぜかお風呂を溜めるのにはお金がかかる印象があり、時間もなかったので、シャワーだけ浴びる習慣だったのですが、1回の入浴は50円ほどしかかからないことを最近知り、毎週末、湯船に浸かるようになりました(笑)


そして、食事はもともと野菜が好きでよく食べていたのですが、ここ数年は体調を崩すことが多かったことから、不足しがちな栄養素はサプリで補うようにしています。疲労やストレスが溜まったとき、お酒を飲みたくなるのを堪えて、代わりに睡眠を取るようにシフトしました。


最後に、運動です。20代の頃はマラソン・サーフィンと運動習慣があったものの、ここ数年は全くなくなってしまいました。そこで、オフィスに筋トレ器具を常備し、週1回は身体を動かすようにしたところ、スパルタンレースに出場できるくらいには身体が戻ってきました。文字通り、運を動かすために、なるべく意識的に、身体を動かすようにしています。


40歳までの8年間に向けて


あと8年間、3000日ほど生きれば、もう40歳です。自分が物心ついた頃の親の年齢が40歳前後だったので、どんな姿なのか、全然想像がつきません。

8年前は24歳。ちょうど新卒で働いた会社を退職し、独立した年でした。あの頃決断した、起業家として、リスクを最大限とって、我武者羅に働くという生き方は、後悔しない人生を過ごすいまの日々に繋がっています。

ではこれからどこに向かうのか?といえば、まずは仕事で明確な成果を出したいです。Carstayという会社で、私たちはまだ大きな何かを成し遂げられていません。そのため、創業期からずっと描いてきた、未来世界や、理想の場所を、現実のものとするために、心血を注いでいきたいと思います。

キャンピングカーがEV・自動運転時代のモビリティへ進化し、時間と場所の制約なく過ごせる世界
「バンライフ」の未来を切り開く企業や個人との共創・協働の場「Mobi Lab.(モビラボ)」


他にも色々やりたいことや、行きたい場所はあるのですが、しばらくは今目の前の仕事に集中するために、自分の心身を大事に、日々過ごしていきたいと思います。週1日くらい休めるように、もう少し落ち着けたら理想ですね。


本当は、人として何を学んだ1年だったか、これからどんなことを信念にしていくのか、なども書けたら良かったのですが、気付けばほとんど仕事の話で終わってしまいました。32歳は仕事で夢中な1年だったということで笑


また1年後に、このnoteを振り返ったとき、まだまだ青臭いなと笑い飛ばせるように、酸いも甘いも噛み分けられるような33歳になるべく、感謝の気持ちと謙虚さを常に忘れることなく、また今日から1年間、精進していきます。


会社メンバーにサプライズでお祝いいただきました^^


ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。32歳の宮下も、Carstayもどうぞ宜しくお願いいたします*




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2024.03.14

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