#133 おばけずかん
孫のそうたとりょうたを連れて、息子が帰ってきた。りょうたは、クリスマスプレゼントに『おばけずかん』がほしいと言った。
私は、『おばけずかん』という本を知らなかった。おばけが怖いという子どもたちに、『おばけずかん』を買ってあげていいのだろうかと思った。クリスマスプレゼントとしてふさわしいのだろうかとも思った。
本を買いに行く時に、りょうたに、『おばけずかん』について聞いてみた。「おばけずかんを持っていると、おばけが、『おばけずかん』の本の中に登録され、おばけの力を吸いっとってくれる。」とりょうたは言った。
本屋さんに行くと、『おばけずかん』はシリーズになっていて、よく売れているそうだった。子どもたちも、『うみのおばけずかん』など数冊の本を持っているとのことだった。
りょうたは、『レストランのおばけずかん』を買った。
『おばけずかん』には、それぞれのおばけが、どのように怖いのか、おばけからは、どうしたら身を守ることができるかも書かれていた。最後に、『これでだいじょうぶ。』など、子どもが安心できる言葉も添えられていた。
帰りの車の後ろの座席で、りょうたが上手に本を読んでいた。私は、「3歳になっていないのに、もうひらかなが読めるようになったんやな。えらいな。」と言った。
息子は「この頃、りょうたは、絵を見て自分で勝手に話を作るんやわ。ひらかなは読めへんで。」と言った。
「絵を見て、話を作ることができるって、大事な力と思うで。りょうたも、成長してきたんやな~」と、私が言った。
@家族 22
#クリスマスの過ごし方 #クリスマス #子どもの成長記録
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?