２月の下旬に、野球の大会があった。しょうへいは、『初戦の相手は強いチーム。初戦を乗り切ることが大切。』と言っていた。新チームになってから、みんな、意欲的に練習していた。

　試合が終わってしばらくして、2対1で負けたとの連絡があった。私は、『おしかったな～。』と、送信した。

　次の日、試合の動画が送られてきた。３年生の先発のピッチャーもよく頑張っていた。動画では、内野の守備とキャッチャーの盗塁阻止力が勝敗を左右した。
　しょうへいら５年生の４人を含めわずか１０人のメンバーがよく頑張っていた。

　数日後、宿題が終わったしょうへいに、「この前の試合は惜しかったな。大きなミスがなかったのにな～。」と、私が言った。「うん。あのチーム優勝したんやで。」と、しょうへいが言った。

　私が、「あの試合に勝っていたら～と思うんやな～～。だいぶ、くやしかったんやな。今は？。」と、言うと、しょうへいは、「まだ、ちょっと、くやしいけど～～。春休みに、○○杯の大会があるねん。こんどは、見にきてや～。」と、私に言った。　
 ＠家族
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