12月8日 リサちゃんが働いている居酒屋に行った。 餃子大盛りにしてサービスしてくれた。 餃子つまみにハイボール飲みながら、カウンター越しにリサちゃんと話した。 リサちゃんは「将来、流行らない定食屋をやりたい」って言ってた。 びっくりしてハイボール飲むのやめた。 なんでかわかんないけど、頭がカーッてなった。 ハイボールのせいではないと思う。 すごい量の感情?感情の量を測れるのかわからないけど 測れるとしたら、とんでもない量の感情が溢れ出てる感じだった。 1
良くなることなんてないから。 これ以上良くなったりなんか絶対しないから。 音楽だるい。いちいちうるさい。曲自体も、聴いてる奴らも。 ファッションだるい。新作出るの早すぎ。量多すぎ。そんなに着れない。 映画だるい。長い。面倒くさい。 小説だるい。同上。 料理だるい。手間がかかるし、手が臭くなるし、すぐに食べ終わるし。 仕事だるい。上司うざい、部下ムカつく、同僚消えろ。 車だるい。金かかるし、土日潰れるし、責任いるし。 恋愛だるい。同上。 忙しいのだるい。シンプルに疲れる。
待ちくたびれてるずのラジオコント
もっと認められたい。 もっといい暮らしがしたい。 もっとモテたい。 もっと親孝行がしたい。 などと、思うエンターテイナーの諸君は 売れるなどして境遇を一変するよう心掛けましょう。 と、書いてあった。 なるほど、そうか。 と思いながら雑誌をマガジンラックに戻した。 就職面接の直前に雑誌を読むのもどうかと思ったけど リラックスするのは良いことだし 同じく待合室で控えているライバルたちに 「お、こいつ余裕だな」 と、思わせることでプレッシャーを与えられる。 しかし、雑誌の
「すごかったな~。あの時代は。みんな寝てなかったもん」 入った。 4周目だ。 腹立たしいとかではなく単純に疑問だ。 一晩で同じ相手に同じ話を4回するというのは、どういった心境なんだろう? よっぽど伝えたい思いが強いのか、脳の回路がどこかでショートしてるのか。 小さめの円卓を挟んで向こう側に座っている先輩は 今にも椅子から転げ落ちそうな体勢で虚ろな目をしている。 僕は“上海風やきそば”なるものを食べながら店内をながめた。 客は僕と先輩意外誰もいない。 店内に
効果音/Music is VFR
レコードを買うか迷ってる。 買ったら集めなきゃいけない。 たぶん数百枚集めなきゃ“本物”とは言えない。 なんとなくだが 「レコード好きで集めてます。だいたい30枚くらい持ってます」 というのは流石にアウトだろ…という強迫観念に襲われてしまう。 病院に行ってレントゲンを撮った。 脳のレントゲン。 「かなり大きな影が写ってますね」 と病院の先生が冷静に言った。 見てみると本当に大きな影が写り込んでいた。 写り込んでいた、というよりむしろ、影に脳が写り込んでい
ラジオコント「いい感じの箱」