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個々の強みを発揮できる組織にいる幸せ UiPath

この記事は UiPath アドベントカレンダー 2023 の10日目の記事です。
UiPath アドベントカレンダーに参加されている他の皆さんの記事もぜひお楽しみくださいませ。

https://qiita.com/advent-calendar/2023/uipath

こんにちは。UiPath のkoko です。

AI + RPA のビジネスオートメーションプラットフォームを提供している UiPath という外資系IT企業で2023年12月1日を以て、勤続6年経過し、7年目に入りました。

UiPath 日本では、AIとオートメーションを活用し、日本を元気にしたいという思いで日々取り組んでいます。



先日、Women at UiPath の活動に関する記事をオープン社内報風に書きました。

記事として公開した後、じゃあ実は UiPath は働きにくい会社なの?とか、改善が必要だから、そういう活動しているの?と誤解されてしまうのでは?とちょっと不安になりましたので、UiPath の初期から今までずっとUiPath で働いている私の立場を例に、この記事でそうではないことをお伝えします。


人を大切にするカルチャーと温かさ


私の UiPath との出会いシリーズでも共有しましたが、UiPath は前向きにひたむきに頑張る人を応援する会社で、人を大切にするカルチャーがグローバルレベルで展開されています。

仮に私のように、女性がワーキングマザーとして男性と肩を並べて働くという選択をする場合、体力的に気力的に一番大変な時期が育休明けであったり、子供が未就学児のときではないかなと思います。

もちろん、子育ての過程における大変度合いは、そのフェーズにより異なりますが、未就学児の子供は、誰かが物理的に世話をしないと生きていけません。

その観点で、体力的にも気力的にも一番大変であろうと思われる時期が乳幼児の子供を抱えているときではないかと想定しています。

私が UiPath に入社したとき、長男はほぼ2歳。スタートアップ当時の日本法人には、他にワーキングマザーはいませんでした。

だからと言って肩身の狭い思いをしたかというとそうではありませんでした。幸い、シニアメンバーも社長の長谷川さんをはじめ、理解がある方々ばかりでしたし、女性メンバーもいつかは自分も同じ立場になるかもしれないからと、私の状況を理解しようとしてくれる方々ばかりでした。

夜の集いに行けなかったのは個人的には残念でしたが、私はできることは何でもやりたい!仕事も子育ても頑張りたい派ですので、皆さんの理解のもと、自分のペースで自分ができる範囲で組織に貢献できるのはこの上ない幸せでした。

とはいえ、入社から1年もしないうちに半年間の産休、育休を取ることになってしまい、私の中ではとても肩身の狭い思いを1人で感じていました。
スタートアップで一日一日が1ヶ月か?と錯覚するくらいのペースで色々な物事が進んでいた当時、私が私の不安を払しょくするために行ったのが、自分の状況を社内に公開することでした。

これはただの自己満足で、誰かに見てもらいたいという想いよりも、自分自身の働き方や仕事に対する想いを整理したいという想いからでしたが、意外にも社内のメンバーが見てくれていたようでした。(それはそれでとても嬉しかったです。)

私の UiPath 初期時代に関しては、 Atlassian さんのイベント ACE Tokyo #60 でも登壇させていただいています。


UiPath で働いていてありがたいこと

UiPath で働いていてありがたいなと思うことはたくさんあります。
そのうちの1つがフレックス制です。

フレックス制

UiPath にはフレックス制があります。外資ということもあり、時差の関係で、早朝や夜のコールもありますので、基本的に好きな時間に働けるというのはとてもありがたい制度です。

私の場合、このフレックス制を活用し、息子2人とも未就学児の頃から、子供を寝かしつけた後の夜、または息子たちが寝静まっている早朝に業務をしています。子供の行事もコロナ禍以降、15分とか30分とか1時間と短い時間だけで開催されることが増えました。この場合もいわゆる中抜けという形で参加できます。
特段と申請手続きなしで、自分が仕事できる時間帯に堂々と仕事ができるのは、私にとって、とってもありがたい制度だと思っています。

相互理解がある環境

UiPath で働いていて、とても素晴らしいなと思うのが相互理解のあるカルチャーです。現在の本社は米国ですが、元々は東欧の唯一ラテンの国である、ルーマニア発祥の企業。
初期の頃は、常にルーマニアメンバーと一緒に仕事をする日々でした。
ヨーロッパとアジアという全く違く地理の異なる文化圏同士で仕事をしていく上で、お互いにお互いの文化的背景を共有しつつ、お互いの状況を理解し合いながら業務を進めています。これは、ルーマニアに限らず、UiPath の世界各国の拠点にも当てはまると、7年目になった今は感じています。


2018年1月。一緒に Sales Operation をしていたライザと


様々な価値観を学べること

UiPath は比較的に新しい会社です。そのような背景もあり、組織にいるメンバーは転職組が多いです。皆さん、異なる分野で異なるキャリアを築き上げてきたメンバーがグローバルレベルで集まっています。そして、意外にもメインの開発拠点であるルーマニアには女性のエンジニアが数多く在籍しています。とはいえ、ジェンダーに限らず、それぞれがそれぞれのキャリアで培ってきたことを活かし、日々活動をしているのが UiPath だと思っています。ですので、様々な価値観を学べる場所となっています。

じゃあ、なんで今 Women at UiPath なの?


ここまで書くと UiPath であえて女性推進活動をやる必要ってあるの?と思われる方もいるでしょう。

私は、ある程度、多様性が許容された環境で働く場合であっても、まだ見えていない部分があって、その見えていない部分を見出し、そこに対し、適切なアクションを取っていくことが大切だと思っています。

これは極めて個人的な意見で、UiPath がどうこうという話でもないですが、日本という国で生まれ育った場合で日本以外の状況を知ろうとしていない場合、地理的、歴史的背景を考慮すると、多様性に対して気が付けなかったり、「普通」がまかり通る文化であると思い込んでいる人が多いのではないのかな?想定しています。
この見えていない部分があるのでは?については、また別の記事にしたいと思います。

私が今 Women at UiPath で行っている活動は、まだまだみんなが見えていない部分、アンコンシャスバイアス (Unconscious bias) になっているところを、社内外の素敵な仲間たちと見える化していくことだと思っています。そこでお互いに学び合い、学んだことをそれぞれが実践していくことで、働き方改革や DX に繋がり、結果的に日本を元気にすることができるはずだと思っています。


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