まずは、その時したいことに「没頭」していい。少しの勇気がいるけど、それでいい。

小説をね、書いてるんですよ。
 
書きながら、私が私につっこむんですよ〜。
 
時間を忘れて、何をやってる?
いい歳して、何を書いてる?
それ、出版するの?
それ、誰か読むの?
それ、何か意味あるの?
人がどう思うと思う?
 
それで、どぎまぎしたり、
ですよねー!って言いたくなる私もいるんだけど、
 
誰がどう思おうと、
意味がなかろうと、
出版しなかろうと、
いま、書きたい、んだもん!
ていうか、あなた(自分)と話してる時間ももったいない!
 
って、また書いちゃう。
 
それを繰り返していたら、
 
また私が私をせかすんです。
 
ちょっと、仕事は?!
会社のこと、ちゃんとして!
家族のことやりなさいよ?!
子どもを放っておいたらダメよ?!
ほら、これみて。
ほら、これも。
こんな風になっちゃったら大変!!!
って、いろいろ怖い未来を提示してきたりするんです。
 
それで、
緊張してきたり、
不安になって
焦りそうな私もいる、
んだけど、
 
今、書きたい。
 
その自分の欲求にこたえてました。
別の私が恐怖の未来を臨場感たっぷりに提示する中で。
 
気分はまるで、
迫り来る炎の中、
すぐに逃げなきゃいけないのに、
目の前に宝物があって、
その宝物を必死に手にいれるミッションに取り組む
映画の中の冒険家です。
しかも、私の場合、
メンタル入れ歯の。(普段整っていても、はずれると一気に咀嚼できなくなる)

そうしてきて、気づいたこと。


私が、以前より、ちゃんと立っている。

これまで怖くて言えなかったことを言える。(あるのですよん、私にも言えないこと)
「これでいいのか?」「どうしたらいいんだ?」という問いかけに、すぐに答えが出てくる。

別の私が語る恐怖の未来にフォーカスして感情的に揺れていたのが、揺れなくなっていて、冷静に対処できる。

小説を書きながらも、すべきことは普通にやる。

よくわからないけど、最後にピースが収まって、想像以上の結果ができあがる、そんな望んだ世界になっていました。

そして、それに恐怖せず、
ちゃんと、立っている。


一体、何が私をこうしたか?
って、考えちゃうんですよ、職業柄。

他の方にも役立つ「プロセス」があるのではないか、と。

まだ考察中だけど、
きっと1番は、

「不安」とか「よくない未来」とか「ダメな部分」にフォーカスする時間が、物理的に減ったこと。

だと思ってます。

だって、暇さえあれば小説を書いているから。
前は、その時間、全部じゃないにしても多くを心配事に割いていたんだろうなと。

だってほら、私が私にいつもささやくから。
「このことについて、考えないとやばいよ」って。

そんなささやく私を拒絶することもなく、
「わかった。わかってる。後でやるから」って、ただただ、その時にしたいことに集中していたら、なんだかいい感じになっていた。


なんて話をすると、

「そんなに集中できるものが見つかっていいですね」とおっしゃる方もいるのです。まるで「自分には見つからないと思う」という感じで。

でもね、そういう方も多くの場合、「集中できるもの」は見つかっているんです。

ただ、やろうとした時に、もう1人の自分につっこまれているんです。

「それ、くだらないことですよ」
「それ、意味あるの?」
「それ、やってて大丈夫?」

みたいな感じで。
そっちの声を聞いてしまうと
止まってしまうだけ。

この最初のツッコミをスルーできなくとも
「真に受けない」ことをやっていくと
壁を超えていくように今、感じています。

「うん、わかってる」
「ちゃんとするから」
って、真面目な自分に言う。


これ、子どもは普通にやってるなぁ。
すぐそこで、パソコンひらいて、ずーーーーーっとゲームをやっている息子を見て思いました。
寝る時間も惜しんで、やっています。

彼は、気づいたら、
youtuber になってました。
ゲーム実況の。笑
あと、ゲームを作るひと になっていました。
twitterとか、私よりフォロー数多いらしい。。。^^;

宿題もやっている模様。
学校で人づき合いも楽しんでいる模様。


彼よりも、社会を知り、人生経験も多い私。
そのぶん、荷物が増えて重く感じて
小さくまとまるんじゃなく
より大きく、
自由に開く
そんな姿を見せる大人でいよう!

と、
小説書きを優先するための正当な(笑)理由を、今ここにクリエイトしている私の脳。GJ!(ぐっじょぶ!)


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飯干りえ奈ドットコム


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