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顔の見える保育者 埼玉県戸田市のフリーランスベビーシッターです

みなさまこんばんは。
ましこと言います。

わたしはパラレルワーカーで、地域子育て支援拠点の専任職員として子育ての初動に関わりながら、17年目を迎えるベビーマッサージ教室の運営という2つの顔を持ちます。そのほかには、居宅訪問保育(産後ケア・一般保育・送迎・病児)、子育て支援者の相談室 、子育てサロンの経営相談なども行っています。

今日のテーマは「顔の見える保育者 埼玉県戸田市のフリーランスベビーシッターです」です。

やっとこのご報告ができる日がやってきました。

「いつでも会える町の小さな教室の先生」として、ベビーマッサージ教室と、サイン教室を開業し、地域に屋号を掲げ16年が経ちました。

16年の保護者様とお子様達との関わりから気づいたこと、それは、育児の過酷さと孤独さを埋める場所の必要性でした。

わたしは、事業を1年でも長く続けるために、法人を設立せず、レンタルスタジオを活用し、場所を持たず、経費をかけずに持続させる方法を選択しました。

屋号を置く地域の子育て支援は、16年前と比べ物にならないくらい充実しています。そして教室のお客様は、地域の子育て支援が充実するのと反比例するように減っていきました。ベビーマッサージは、もはやお金を払って行うレッスンではなく、自治体が子育て支援のサービスの一環として当たり前のように無料で提供するサービスに変容を遂げたのです。

このビジネスモデルは、間もなく終わりを迎えることは7年前から気づいていたので、わたしは他の仕事と並走しながら細々と教室運営を続けていました。

ところが5年前、若い頃にかかった病が再発し、思うように体も心も前に進まなくなってしまいました。とても苦しい時間を過ごしましたが、その時に心の支えだったのは、ほんの一握りと化していましたが、教室を選んでくださるお客様がいて下さったことです。さらに追いかけるようにコロナ渦が始まり、どこのイベントも教室も公共のひろばさえも閉室してしまい、親子様の行き場所が無くなってしまうことになるのですが、うちは月に1回、いつも通り開催を続け、灯りを灯し続けました。

当時の状況では、開催を続けるという選択は、主催としての責任は重大です。集団感染のリスクもありました。何かあれば家族にも迷惑が掛かり、住むも場所も終われ、屋号は消滅してしまう可能性もありました。

でもわたしは、こんな時だからこそ、孤立する母親達、点在するお客様を線で結ぶ場所をいつものように穏やかに開いていたい、足を運べなくてもkokoneはいつも通りやっている、SNSの配信を見てお客様の安心感の一つになればいいなと思っていました。

この頃に見た景色は、一生忘れられないものとなりました。開業からの10年間を思い出すような教室のご予約で満席が続き、開催日を出してもすぐに満席、同日で入れ替え制で開催数を増やしても満席。不死鳥のようにV字回復した経験は正直想像もできない世界で、教室はママさんと赤ちゃんでにぎわっていました。

何もできないまま子育てが進んでしまうことを危惧し、せめて思い出だけでも作ろうとお客様だったカメラマンさんに親子写真撮影を依頼してイベントをしたり、成長した子ども達のワークショップを開催したりと、そんなことをやっていました。

少しずつ生活が元に戻り始めた頃、身体の調子がこれ以上戻らないことがわかり、どうせ限られた時間、それならこの一生でやってみたいことすべて死ぬまで挑戦を続けようと決めて、16年間の教室運営の答えとなる子育て支援の解を求め、地域子育て支援センターの専任職員になりました。

子育て支援の解像度が徐々に上がり、解の概要がぼんやりと見え始めた頃、さらに鮮明に答えを導き出せそうな学びに出会うことになります。

それがベビーシッターでした。

保育士は集団で保育をすることを得意とした、子どものプロフェッショナル。ベビーシッターは個を得意とした保護者とお子様の保育と支援のプロフェッショナルだと気づいたのです。昨年の秋からシッター会社の選考や研修、履修必須の資格の勉強を始めたのですが、支援員とベビーシッターとのスキルの相性はとっても良く、経験もかなり上手に生かせます。支援員は初見で子どもと遊んだり保護者と話すこも仕事の一部なので、初めての保護者、そして子どもの個を見る能力に特化しています。

2社受けて、両方合格し、双方の勉強時間や、選考はとても多くの時間を要しましたが、特に子どもの見え方が今までと大きく変わり、役立っています。

話しがめっちゃ長くなりましたが、この度、「顔の見える保育者」として、ベビー教室と同じ地域でベビーシッターサービスを開業することになりました。

ベビーシッターというのは、ただ粛々と保育や送迎をするということではなく、業務に関連するスキルアップ講座の受講が義務付けられています。昨日も厚生労働省が定める保育基準について学ぶ受講必須講習を受講し知恵ました。

わたしは地域子育て支援センターの専任職員の職にも就いているので、同じような研修を毎年自分で見つけ受講しているのですが、緊急時に落ち着いて対応できるのは、日々このような講座に触れていることがとっても大切なように思います。

例えば、救急救命、急な体調不良の対応などの安全サポート研修や、シッター自身のヒューマンスキルを向上させるコミュニケーション研修などがあります。AEDの研修は今年度は3度受講しましたが、毎回この時間があることで、緊急時に、より正確に落ち着いてお子様達の命を守ることについて考えるきっかけになっています。

このいわばずっと続いていく自分にとってシッターの学びとは、お客様の安心の担保であり、シッターにとってはお引き受けするお子様の安全の担保だと思っています。

というわけで!

改めまして、埼玉県戸田市のフリーランスベビーシッターましこです。
プロフィールは下記になります↓

わたくしの事業はこちらにまとめてあります↓

拠点のこともたくさん書きたいことがありますので、また書きますね。

ましこ

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