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私の大好きな「うんち」の話

 こんにちねぎねぎ。ここのやさいです。

 突然ですが、私は「うんち」が好きです。霜降り明星と同い年の私は今年で32歳なんですけどね、実は最低週3くらいのペースでうんちって言ってます。お笑い芸人のやす子は疲れたときうんちって言うってのにめちゃくちゃ共感したし、昨年のM-1グランプリの「スタミナパン」というコンビが、ずっとうんちのネタをしていて腹抱えるほど笑い、今も時々見返すほど、うんちが好き。暇なときぜひ見てください。頭空っぽで笑えます。

疲れたときは「うんち」って言うと少し心が軽くなる

キラキラしてるように見える人も実はうんちが出ていない

 今でも記憶に残ってる話があって、私には実家のすぐ近くに住んでいた同級生がいまして。その子は大学進学とともに上京して、キラキラ女子大生になり、スタバでバイトしていました。一浪していたので卒業のタイミングも違いゼミの研究に追いまくられながら教育実習してデロデロになってた私に「就職決まったー!」と報告してくれた彼女、ウエディング業界に入っていきました。そんなキラキラライフを送る彼女、当時ではまあまあ珍しかったインスタグラマー(旅系)の女性と仲良くなったとのことで、よくその話を聞いていました。コロナ禍の前で、海外旅行に行っては海で写真を撮ったりしていて、その方はさらにマジモンのキラキラ女子のように見えたのをよく覚えています。

 そんな中、彼女がボソッと言ったのが
「この子さ、うんち1週間平気で出ないんだって。」

そんな人いるの?!ていうかこんなキラキラ女子でもうんち出ないの?それでいて何でおなか出てないの?体の構造どうなってる?!どうすると1週間もうんちそんなに溜められるの?こんなにきれいな人でもうんちって出ないんだなぁと思ったのと同時に、友だちにその話をするってことは、うんちが出ないことをちょっとは悩んでいるんだなと感じたことをよく覚えています。今は便秘治ったのかなぁ。

自分にもやってきたおなかの張りの時代を乗り越えた

 私も、大学院時代から公務員のおおよそ5年間、毎日のおなかの張りに悩まされていました。おならじゃないんだけど、座っているとキュルキュル音がなるし、下っ腹がいつも張る。便秘では決してないはずなのにずっとおなかにガスが溜まっている感覚でした。これが気にならなくなったのは、農業に転職したタイミングです(また別のストレスがヤバみだったけど)。それはなぜか?自分なりに振り返ってみました。

①活動量が増えた

 デスクワークをやめて農業を仕事にしてから、1日の活動量が劇的に増えました。わりと歩く方のイベントである田植えの日なんかは1日に3万歩近くいったり。活動量を増やすことで当然腸も動くようになります。自然とガスがとどまっていることも減ったように感じました。

②食生活の変化

 公務員時代も食事には結構気を付けていたけれど、農業を始めてから自分が作る野菜をとにかく食べるようになりました。夏場は毎日大小さまざまのトマトを飽きるほど食べ、秋冬はもう見たくないほどのオータムポエムを持ち帰っていました。食物繊維の摂取量は自然とうなぎのぼり。よく食物繊維系のサプリの表現にある「レタス〇個分!」とか、そんな比じゃなく食ってた。だって毎日採れるから。食わざるを得なかった。

うんちが出ないことは決して普通じゃない

 八百屋さんをしている今、もっといろんな種類の野菜を食べるようになりました。そして思うのは、「うんちが出ない状態は普通じゃないぞ」ということ。厚生労働省が実施した2024年の「国民生活基礎調査」によると、日本人の35.9%、中でも高齢者の71.2%は便秘の自覚があるそうです(この統計は結構おもしろい)。語彙力低いけど、シンプルにやばぁ。いやいやいや3人に1人以上が便秘はやばいとしか言えないだろ、3人グループで遊んだらうんち出ない派の方が多いかもってこと。

キラキラしてるように見える3人グループがいてもそのうち1人か2人はうんち出てないってさ

 神経伝達物質のセロトニンは、脳で分泌されるときは幸せを感じるのは有名な話ですが、腸で分泌されるときは腸を動かす指令を出している。だけど、便秘の状態のときは腸が動かないので、腸ではセロトニンが出すぎになり、逆に脳では足りなくなってしまう。「うんちが出ないうえに幸せじゃない」の状態になってしまうのです。セロトニンのことからも、うんちを出すことは幸せに直結しているはず。なのに、3人に1人以上はうんちが出ていない。これは大問題です。

ここのやさいの存在意義

 私は仕事をするうえで、「人を幸せにしたい」「社会をより良くしたい」というモチベーションでやっています。きっと多くの経営者の方や事業主の方はそんな気持ちからスタートすることが多いのではと思います。
 ここのやさいにとっての「人を幸せにする」というのは、つまり「みなさんのうんちが出るようにしたい」これに尽きます。体の不調、つまり便秘の状態を取り除き、幸せを感じられるように。つまり、うんちを出して幸せになってほしい。これはここのやさいの願いです。
 新鮮でおいしい地元野菜をお手頃な価格で食べてほしい。そんな気持ちで始めた「ここのやさいの定期便」(定期便は、定期”べん”ではない)。規格外で捨てられてしまっていた野菜たちから、地元新潟のみなさんの快便をサポートしたいと、かなり本気で考えています。3月15日~16日は販売サイトBASEのクーポンが発行されるので、ぜひこの機会におためしいただけると嬉しいです。大丈夫、どの野菜もとってもおいしい。素材がうまけりゃ料理はうまい。適当でもおいしく食べられるのです。食品を売ってる人とは思えないくらいばっちぃ、クソみたいな話をしましたが、おあとがよろしいようで。じゃ、また。


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