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ドイツ生活の辛いところ

ドイツで暮らし始めて、1年半が過ぎようとしています。
早いような、まだ1年半かとも思う。

海外で1年以上生活したことがなかったので、最初は「ヨーロッパ最高!」「20時過ぎても明るいの最高!!」といい点ばかりを見て、とても気持ちもおおらかで楽しく過ごしていました。仕事もとても楽しくしていました。

でも滞在が1年以上となると、やっぱりちょっと辛いな、と思うことも。

今日はそんなネガティブな側面を存分に吐き出したいと思います。


1. 夏の朝が暗い!

私は日本にいた時は朝型でした。
朝5時に起きて近所の公園をランニングする日もあれば、ヨガをしたり、勉強したり・・・。
朝の気持ちのいい時間帯に自分の為に時間を使えることが至福の時でした。

ドイツに来て、夜の日の長さに心が躍っていましたが、実は朝日が昇るのも日本より遅かったのです。こっちで生活するまで知らなかった・・・。

真夏でも、ドイツだと日が昇るのは6時前くらい。
日本だと、5時にはもう明るいですよね。
更に、夏の日没時間は21時半過ぎ。私は日が長いこと自体はとても好きなのですが、30年以上かけて構築してきた私の体内時計は「アレ?まだ寝る時間ではなさそうだな・・・」とか「あれ?夏の朝は明るいはずだからまだ起きる時間ではなさそうだな?」と少しバグってしまいました。

これが蓄積すると、実は夏でも少し辛い日があるのです。

今年の夏は、明るい外を見ていたい気持ちをぐっと抑えて、なるべくカーテンをして明るい光が家の中に入らないようにしたり、寝室の窓はなるべくシャッターも下して、できる限り暗い環境を作りました。
*朝には部屋が少しでも明るくなってほしいので、寝る直前にはシャッターをあげて寝ましたが。

2. 冬に鬱になる気持ちわかる・・・

夏はいいのです。日本と日照時間のずれはあっても基本的に明るいので。

問題は冬です。

甘く見ていました。緯度が高い国の冬を。
日が昇る時間が8時ごろ。朝7時でも真っ暗なんです。
そして、夕方には容赦なく日は沈んでいきます。
つまり、通勤時間は朝も夕方も真っ暗の中・・・。そして寒い。

今年の冬は、仕事の多忙も重なり、3月ごろには心もとてもしんどい時期がありました。
11月~12月までは、街もクリスマスムードでワクワク感がありますが、1月~3月はただただ暗くて寒い!

そして、帰宅後の話し相手がいないこともメンタルに少なからず影響があるなぁと思っています。日本でも一人暮らしをしていた時期はありますが、こちらでは日本との時差が8時間(冬季)あるため、気軽にLINEをして愚痴ったり他愛のない話をすることもできない。だって私が仕事から帰る時間は日本のみんなは夢の中だから・・・。

そんな事情もあり、自分で自分を整えるメンテナンス能力の向上が重要課題なのです!

なので、私は今、11月(10月?)から始まる次の冬に向けて着々と準備を進めています。
睡眠に良い効用のあるハーブティーを新調して試したり、ふかふかのブランケットや保温ポット、かわいいキャンドルを下見したり・・・。
ビタミンDのサプリを検討したり。

もちろん物に頼るばかりでなく、バランスの良い食事と十分な睡眠をベースに、ヨガや瞑想、筋トレやランニングなどで内側も整えます。

そんな感じで、自分のご機嫌をどうとるか、平日と休日の時間を有効に使うためにどんな生活リズムがいいか等々を模索しています。
日本で構築した生活リズムがこちらの生活に合わなくなったので、もうずーっと試行錯誤していますが(笑)

次の冬は心身ともに元気に過ごすことが目標です。

3. 日曜日も買い物がしたい・・・

平日の疲労がたまると、土曜日はぐーたらモードになることが多い私。
でも、食材は買い足さないといけないし、日用品やちょっとしたプレゼントや洋服など、街に出て買い物が必要になるときもあります。

それなのに!それなのに!!

日曜日はほとんどのお店が閉まっているのです。
スーパーもドラックストアも、デパートも。
空いているのは一部のレストランやカフェ。

だから買い物は日曜日に先延ばしできないのです・・・。
ぐーたらしたくても、土曜日にぐーたらしすぎると、別のところで支障が出てしまうのです・・・。

でもこれは私のわがままです。
スーパーで働いている人も日曜ぐらい休みたいよね。それは理解してる。

そんな土地に何カ月も住んでいるものだから、日本に一時帰国したときに、「日本人はもっと休んでいいし、いつでも何でも手に入ることが当たり前と思っているから、サービス提供者にしわ寄せが来るんだろうな」と、日本で働く人を少し心配してしまう私もいました。

4. 喫煙者が多すぎ

ドイツは老若男女、喫煙者が多いです。
ベビーカーを押しながら煙草を吸っているお父さんお母さんもちらほら見ます。
カフェのテラス席は気持ちがいいですが、たばこを吸う人が隣に来るとちょっとがっかりしていまいます。

しかも、ドイツは電子タバコがあまり普及していないようで、見かける人の9割以上(私の主観)は普通のたばこです。モクモクです。

「あー外の空気気持ちいい!」と深呼吸したタイミングで実は前を歩く人がタバコを吸っていたとか、よくあります。

Bio食品とかで健康とか環境に配慮する人が多いドイツですが、たばこによる健康被害についてはあまり気にしていないようです。

5. ドイツ語難しすぎ

最後は絞り出した感がありますが・・・(笑)

ドイツ語を話せるようになりたいので、ドイツ語をちまちまと勉強しているところなのですが・・・。

ドイツ語難しすぎます。

片手間で勉強する言語じゃない。(そんな言語はないと思うけど)
「なんでこの単語の前半が文の最後に行っちゃったの!?」
「なんでこれが女性名詞なの?そもそも何でモノに性別が・・・泣」
他にも難しいポイントはありますが、知識がなさ過ぎてわからないことをまだ言語化できません(笑)

仕事では英語を使っているので、ドイツ語が話せなくても私の生活の大半は成り立つのですが、ちょっとトラブルがあった時や地方の町にお出かけしたときなどは、ドイツ語ができないデメリットをすごく感じています。


さて、辛いことを吐き出したら、すっきりしました。
次は好きなところも書いていきたいな。

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