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ストレス耐性を細かくみてみた!

ストレス耐性って知ってますか?読んで字の如く、ストレスに耐えられる力のこと。
じゃあ、ストレスに耐える力ってなんだろ?🤔

容量、処理、感知、経験、回避、転換 という6つの要素でストレス耐性は構成されています💡

①容量
ストレス容量の大きい人とはすなわち、許容範囲が大きいということなので、ストレス反応が出にくなり、ストレス容量の小さい人は小さなストレスにも耐えることができず、心身に問題を来しやすくなります。

②処理
ストレスを処理する能力で、ここでいう処理とは、ストレスの原因(ストレッサー)そのものをなくしたり、弱めたりすることができるかどうかの処理能力のことを指しています。

③感知
ストレスを感じ取る能力のことですが、ここには、原因となるストレスがあるときそれに気付くか気付かないかという問題があります。

ストレッサーに気付かなければ、ストレスを感じることはありません。言い換えると「鈍感力」のことなので、感知能力が低い程ストレスに強いといえるでしょう。これは個人の性格などにも左右されます。

④経験
ストレスを受けた際にどの程度対応したかという経験値のこと。何度も同じようなタイプのストレスに直面すると、人間は徐々にストレッサーに慣れて、ストレスを感じにくくなるのです。

ただし、人によっては何度も同じストレスにさらされることで逆にストレス耐性が弱くなってしまいます。

たとえば同じ失敗をしたときに「以前にも経験しているから同じ要領で乗り越えられる」と考えるか、「また同じ間違いをしてしまった。自分はダメな人間だ」と思うかの違いです。

⑤回避
ストレスを回避する能力のことで、ストレスを感じやすいか、細かいことが気になるかならないか、割り切るのが得意か不得意かなどといった個人の性格も大きく左右してきます。

回避能力は、自律神経系や内分泌系、免疫系の安定と関連性があるともいわれているのです。心身が健康で安定していれば、比例してストレスを感じにくくなるとされています。

⑥転換
ストレスを良い方向に捉え直し、転換できるかという能力です。自分を苦しめるストレスの根本の問題と意味について考え、ポジティブな事柄に置き換えることができる人はストレス耐性があると考えられます。プラスの面に気持ちを向けられることも転換の一つです。

ストレスに耐えるってきくと、つい心が強いという単一のイメージを抱いてしまうけど、実はこんなにいろんな要素があるんですね。自分の持ってる要素は何だった?どれなら意識しやすい?






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