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日本再発見🗾本当にこのままでいいのか温泉文化、温泉とタトゥー♨️

怒涛の5月が終わり、出張、残業続きで疲弊した体を癒すべく高校時代の友人と秋田の乳頭温泉に行ってきました。友人もお医者さんで私以上に働いておりなかなか会えないのですが、たまたま私の仕事がひと段落したこの週末に休みをとっていたとのことで秋田へ旅行に行ってきました。乳頭温泉は混浴の露天風呂もあり日本文化で生まれ育った私でもかなりハードルが高い・・と感じたのですが、新幹線駅には何人かいた海外からの観光客の方々も、温泉地では見かけず、海外からの観光客にはもっとハードル高いだろうな?と思いました。そもそも新幹線の田沢湖駅からさらに奥の方とアクセスの問題かもしれませんが。

タイムトリップしたかのような秘湯!

タトゥーと温泉♨️本当にその一律的な規制は本当に必要?

とはいえ、私の周りの日本が大好きで日本を訪れたこともある海外の友達の多くは温泉大好き。4月に日本に遊びにきてくれたスペイン人の友達も有馬温泉に行って気持ちよかった〜と嬉しそうに話していました。彼女は背中にタトゥーが入っているのですが温泉に行くときは肌色のシールのようなもので隠しているそう。彼女は、日本の文化・決まりだから尊重する、としつつも、タトゥーが入っている海外の若者は結構多いし一概に全部お断りとしなくてもいいのにね、と話していました。デンマークに留学時代のホストファミリーも日本に遊びにきてくれた際にも、ホストマザーとホストシスターがタトゥーが入っており、いろいろ考えさせられました。
そもそも「反社会的なイメージにより周囲への威圧感を与える」ことを原因としてタトゥーがある人の入場制限を行なっている温泉が多い、とのことですが、今は社会背景も変わり、例えばジブリが大好きでまっくろくろすけのタトゥーを入れているスペイン人の友人や、亡くなったお姉さんのサインを足にタトゥーで入れている私のホストマザーのタトゥーが威圧感を与えるのか?と聞かれると答えに窮してしまします。最近は観光客向けにタトゥーOKの温泉も増えているようですが、せっかく素敵な日本文化をより多くの人に楽しんでもらえたらいいのになあと思います。

山菜づくしで心もお腹も温まりました!

他の国にも温泉はあるの?スペインには山の近くに「スパ」はある。

スペインに留学する前までは温泉に行きたいと思うことはあまりなかったのですが、年々温泉が好きになってきました。流石にキューバには温泉はなかったですが、スペインでは温泉とは少し違うものの山の近くには水着で入れるスパような施設がありました。また、温泉とは少し違いますがフィンランドに旅行へ行った時には、水着でサウナに入り(男女混同)、近くの湖でクールダウンをするというサウナにも行きました。日本の「裸の付き合い」はそれもまた文化ですが、やっぱり水着もOKにすることでかなり抵抗感を減らし敷居は下がるのかなとも思いました。

囲炉裏でいただくきりたんぽ

観光業として温泉はこのままでいいのか?と少し批判的に書きましたが、何はともあれリラックスした週末を過ごすことができました。昔ながらの旅館で秋田名物のきりたんぽや美味しい山菜を食べながら、自然の音に耳を傾け、畳の上で寝っ転がる休みを過ごしていると、ああ日本に生まれてよかったな〜としみじみ実感。日本のいろいろな地域の魅力を再発見していきたいなあと思います!


記事を読んでいただきありがとうございます!日々の中で感じたこと、考えたことをつらつらと書きとめていきたいと思います。