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SNS先進国・中国についての情報

この前、中国のインフルエンサー・マーケのかなり大きな会社の代表の方と会う機会があったので、中国のインフルエンサー業界のこととか聞いてきたので、ここでまとめます。会話形式で書きたかったんだけど、通訳さんいれての話なのでまとめやすいようにまとめます。

今、中国ではどんなSNSが流行っているかについて

WeChat(微信)・・・メッセンジャー機能とソーシャル・ネットワーキング・サービス機能の融合が特徴。日本でいうとLINEみたいな感じかなぁ。ただLINEと違ってTIMELINE部分がすごくよく使われてる。わかりやすく解説してくれてる記事のリンク貼っておきます。

weibo(微博)・・・ミニブログサイトである。TwitterとFacebookの要素を併せ持ち、中国全体のミニブログユーザーのうちの57%、投稿数にして87%を占める(wikipediaより)。僕の感想としては完全に日本版ツイッター。

秒拍(Miaopai)・・・動画ブログアプリ。ショート動画がよく投稿されてるみたいで、日本でいうともうなくなっちゃったけどVINEに近いらしい。

优酷网(Youku)・・・動画共有サイト。日本でいうとYouTubeとNetflixを合わせたような感じらしい。

Toutiao(今日頭条)・・・ニュースキュレーションアプリ。日本でいうとスマートニュースとかラインニュースみたいな感じらしい。個人的にはNewsPicksとかなのかなと。ニュースに的確なコメントして、評論家的なスターが生まれてるのかな?

配信アプリ・・・→専門家の方が追加で教えてくれました。ちなみに中国以外で流行ってる配信アプリも。

(中国)YY、Inke、kwai、Meipai

(アメリカ)YouNow、Twitch、live.ly

(東南アジア)BIGO LIVE

(韓国)Afreeca TV、V LIVE

この辺のSNSプラットフォームからスターが生まれてきてるとのこと。日本だと去年くらいから配信アプリが流行はじめてるけど、あと1、2年くらいかかりそうな気がする。

フォロワー単価について

日本だとフォロワー×2倍くらいがクライアントにとっての予算(代理店やキャスティング会社の売上げが乗っかってくるので)だったりすると思うんだけど、中国はどうなんだろうって思ってきいてみたら、中国ではフォロワー数ではあまり単価を決められないフェーズになってきているみたい。インフルエンサーのジャンルも日本よりも多いので、案件ごとに相談になる。別の機会で他の人に聞いた話だと、中国の場合はPR記事単体で受けるよりもテレビ、雑誌とか販促物とか、そういうのも込みでインフルエンサー案件を受けることが多いらしい。日本も来年くらいにはそうなってそう。

中国ではどこの国の人が人気なのかについて

基本的には中国在住っていう条件がつくみたいで、強いて言うならアメリカの有名なセレブが人気らしい。そういう意味では日本とは違うかもしれない。日本は日本在住とかにはそんなにこだわってない気がする。

あとは中国で日本人がSNSを始めるときは、名前を漢字表記にしたほうがよいらしい。日本に興味のある中国人だと平仮名やカタカナでもよいが、普通の中国人は漢字のほうが検索もしやすいし、違和感なく受け入れられるとのこと。

(追記)先ほどリリース情報が流れましたが、インフルエンサー・タレントを抱える事務所レキシントン、中国進出に乗り出します!

Vstar Japan、原宿系カリスマタレントを多数擁するレキシントン社と業務提携

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