見出し画像

SNSの未来は『中国』にあるって知ってた?

いろんなIT界隈の人たちと飲んだり、打合せのあとの雑談で出る話題でもっとも多いキーワードが『中国』。アメリカやヨーロッパで流行ったサービスの3年後くらいに日本に落ちてくるみたいな概念は、もはや中国で流行った~に差し代わってる気がしてる。

それまで、僕の中でのイメージの中国は完全に日本よりも遅れてる国のイメージだった。

日本ではチェキカメラマンとして認知されている米原康正さん(僕の昔からのトレンドリーダー、中国のツイッターことweiboではフォロワー230万以上)から、「中国がすごいことになってるよ」って教えてもらったあたりから、僕の中で中国のイメージが代わりつつあった。

そして決定的に「中国すげー」ってなったのが、キャッシュレス社会になってたこと。それがクレジットカードがメインになってる社会なら驚かないけど、ウェブマネー中心の社会になってたことには心底驚いた。

日本が仮想通過、ビットコインetcで盛り上がってる中、(中央集権とかそういう制度的なことは置いておいて)ウェブマネーが普及してる国は、完全に未来の国家っていうイメージだった。

だからこそ、僕がIT界隈の人と話してるときは、必然的に中国では~っていう会話が増えてきてる。

まあとにもかくにも、今、未来を考えたら中国から目が離せないってこと。

そうなってくると、中国で勢いのある企業を研究するのが未来を予測する一番の方法であることは間違いないので、そんな企業についてまとめた記事を仕事関係の人から教えてもらったので、紹介します。

中国エンタメ市場のトレンドは?2017年に100社投資したTencentの戦略を読む

Tencentという会社は中国でももっとも勢いのある会社で、その会社の方針が3年後の日本の未来になるはず。

まあとにかく、ゲーム、アニメコンテンツを買いまくってる。やっぱりアニメなどの概念から生まれるコンテンツは強いんだろうなぁ。

ブロガーのイケハヤさんも今日から自身を概念化しています笑。

Tencentの中で僕が気になったのが、中国はライブ配信が盛んで、投げ銭によって月収1000万プレイヤーも生まれてるって聞いてたんだけど、ライブ配信自体が下降気味とのこと。

代わりに台頭しているのが、ショート動画。

YOUTUBEにあげるほどでもない、10秒程度の動画。日本だとTik Tokとかになるのかな。

これまた界隈の人と話してたことなんだけど、10秒動画とかの場合、マネタイズが非常に難しい。YOUTUBEやテレビみたいにCMを挟むにしては10秒動画だと短すぎるし、ライブ配信のようにリスナーに課金させてショート動画を見せるというのも現実的じゃない。

だからTik Tokはいずれ配信事業にのりだすんじゃないかなと予想してる。

そうしないとビジネスにならないと思う。ミクチャがショート動画からライブ配信にUIを振り切ったように。

だけど、今の僕が考える情報や思考で考えるビジネスモデルなので、もしかしたらそれを余裕で凌駕するようなビジネスモデルが出てくると思う。

そういう意味でも、ITビジネス、特にSNSビジネスに関しては中国に注目するのが今は正しいのかなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?