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喜寿のお茶事に、お招きを頂きました。

来月のお茶事のご案内を頂きました。佐藤先生の所や、京都で体験をしているものの、他の先生の所へ行くのは初めて…緊張と不安もありますが、楽しみも一杯です。お手紙を頂いたのでお返事を書くところからお茶事は始まります。

佐藤先生にお返事の仕方を教えてもらい、お返事を出したいと思います。筆ペンの練習を始めたものの付け焼き刃ですが、字が汚い分はなんとか感謝のお気持ちでお返ししたいと思います。

四月七日の予定ですので桜の花はどうでしょうか。いずれにしてもドキドキのお茶事になりそうですが、目一杯楽しみたいと思います。


定期的に書かせていただいている茶室について…
今日は写しについて

有名な茶室は京都を中心に数多く残っている。茶室を新たに建てたりする際には残っている茶室をまねて建てることが多い。元の形を模造することを写し(うつし)という。

また資料を元に復元的に再建する場合も写しという。

復元ではない場合は必ずしも正確に映し取るだけでなく創作を加えてもいい。

写しの場合、元の形を和歌の世界になぞり本歌(ほんか)と呼んだりする。
本歌取り(ほんかどり)というのが和歌にあり、本歌に少しの変化を加えることで表現に奥行きを与えることができる。写しの場合、窓の大きさや位置、柱の材種や大きさ、天井の構成などを変えたりする。

写しで多いのは1618年(元和4年)織田信長の弟、織田有楽斎によって京都に建てられ、現在愛知県犬山市の有楽荘にある如庵(じょあん)や、表千家の残月亭(ざんげつてい)、裏千家の又隠(ゆういん)などである。

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