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採用のこと

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レンアイ型®採用の考え方や、採用コンサル活動について
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沖縄県正規雇用採用力向上モデル事業。3年目の募集開始

沖縄県正規雇用採用力向上モデル事業。3年目の募集開始しますー。 私が毎年めっちゃ忙しくしているのはこの事業のおかげですww 専門家派遣として10回程度無料で訪問できて、その間に、事業者さんのターゲット層や訴求ポイントを言語化して、求人広告の書き方を添削したり、リクルートサイトのコンテンツをアドバイスしたりできます。 ファンシップ(株)に直接依頼されると、そこそこの料金がかかりますが、こっちで申し込まれると無料です。 #それでも人材紹介会社に比べたら安いけどね そんなお得

中核人材ってなに?だれ?

最近、行政用語で”中核人材”なる言葉が目につきます。 言っている意味や使いたくなるシーンは充分にわかるので その言葉止めろ。と言いたいわけでありません。 採用コンサルタント的には よく求人広告に書いてある「幹部候補募集」と同じで 中核人材と自称し、中核人材集まれ!と言われて、集まってくる人って果たして中核人材だっけ? というあたり疑問だよね。と忠告しておきたいのです。 中核人材も幹部候補も雇う側、会社側目線の言い方で 人は自分のことを 「あー。オレは中核人材だなぁ」とか

【応用可】僕がビジネスパートナーとのマッチングで成功したパターン

現在、小宮のアシスタントパートナーさんは5人くらいいます。その他に専門的な部分で協業している法人とかチームが3社ほど。 #今後も増えていきそう で、アシスタントと一言でもいっても、なにせ僕が聞く・書く・喋るを一手にやるので、各人、全く違う部分をサポートしてもらって、レンアイ型Ⓡ採用コンサルをやってます。 そんな中で、みなさん正規雇用にこだわっているけど、僕自身は全然違う採用で結果出してますーという話を参考まで。 一番メインのアシスタントは 沖縄出身ではあるものの、関東在

「小宮さんのコンサル料金を先に教えてください」

「小宮さんのコンサル料金を先に教えてください」 以前、とあるMTGに呼ばれて唐突にこんなことを聞かれてことがあります。 「コンサルなんだからタダじゃないよね?オレ、そこら辺わかってるぜ。」 みたいな気遣いだったと思いますが 私、何でもかんでも、初めての人から1回いくらみたいな料金は頂きません。 「沖縄経済のために無料です!」というキレイ事ではありませんし、 「自信がないので無料講座です!」のパターンでもありません。 これね。 いきなり値付けしたり、料金表見せたりすると多

採用コンサルタント落語

相談者:人手不足でお困りの経営者。 相:「人がいないんですよー」 私:「ほうほう。じゃハローワークとか出してるんですかね?」 相:「あー!ダメダメ、あれうちが欲しい人全然来ないし、営業電話ばっかり鳴るようになって効果ないから出してないよ。うちは!」 私:「じゃ、求人サイトとかそういう出しているんですかね?」 相:「あー!ダメダメ。あれもお金ばっかり取られて、全然応募ないもん。半年で0件だったし止めたよ!あんなの!」 私:「なるほど、じゃあホームページとかで【募集中!】み

沖縄のコストコが時給1500円なんて言うから、うちの会社に人なんか来なくなるー!と仰っている経営者様へ

沖縄のコストコが時給1500円なんて言うから、うちの会社に人なんか来なくなるー! と焦っている経営陣の声もチラホラ聞きます。 が、1500円ってそんなに破格でしたっけ? 1500円×8時間労働×月22日 =総額支給 264,000円 まぁ、たしかに沖縄において初任給としてはいい方ですが 破格ってほどでもありません。26万円くらい出している事業者さんはすでにたくさんあるけどな。 #あとそもそも22日フルで働けるほど楽な仕事かが疑問 #めっちゃ店内広いわけだから身体しんどそう

採用においてどの媒体がいいのか?何を書けばいいのか?の前に必要なこと

採用において どんなメディアがいいのか? 何を書けばいいのか? みたいな具体的な話の前に たいていはマインドの問題です。 「世の中、バカばっかりしかいない!」 とプンスカ怒っている社長のもとにはバカしか集まりません。 「人なんてどこにもないない!」と嘆いている担当者は、嘆いているだけで何も発信していない。だから人が来ません。 あとね。どんなマインドの人が来てほしいか決めていないからミスマッチが起こるんです。 「GW休みたいだと!? 手に職つけて、一生働けるようになる

創業時の事業計画書に「採用計画」入れてますか?

創業時の事業計画書に、 採用計画、採用戦略みたいなこと付け加える人、いまだに少ないけど大丈夫ですかね。 どんなに素晴らしいビジネスプランでも せっかく金融機関から融資を受けても 人が採用できなかったら、まさに絵に描いた餅になるけど… 創業当初は自分1人でやる。もしくは家族とやる。 みたいなプランであれば、必要ないかもしれません。 が、起業しようという人にとって 事業計画自体はもちろん、なんらかの見込み、勝ち筋が見えているから作れはする。 だけど、一番、経験がない。想定し

「年1回、休日出勤があります。求人広告に正直に書いたほうがいいですよね?」について

「弊社は、基本土日休みなんですが、年1回くらい、ごくまれに休日出勤をお願いしないといけないんです。求人に”休日出勤あります”と書かないといけないですよね?」 これね。社労士さんとか、ハローワークで質問したら、そりゃ絶対書け。と言われることでしょう。 でもね。採用コンサルタント的には思うのです。 「あんたら、どんだけコミュニケーション不足やねん!」と。 あれか?入社したら、一言もしゃべらんのか? えっとですね。 こういう企業さんはたいてい、過去に同様のクレームや怪しい助成

沖縄みたいな地方と、東京みたいな大都市圏での”採用”が根本的に違う理由

私の独自メソッドレンアイ型®︎採用が生まれた背景とも言えますし、創業当初、いくら採用関連の本を読んでも、人材系企業のシンクタンク発行の記事を読んでも 「うーむ。沖縄の中小企業のみなさんが、これを聞き入れてくれる気がしない。」 と感じたところ。 超当たり前ですが、大都市には人がいっぱいいて、地方にはそんなに人がいません。 労働者の数が違う!は想像ができると思います。 が、 地方の企業ではそもそも、1職種何十人も何百人も採用しないのです。 せいぜい、1職種2人とか採用したい

世の中には求職者以外の、求職者がいます。

世の中には求職者以外の、求職者がいます。 と、言うと人手不足でお困りな事業者さんはきょとんとされます。 トンチですか?と。 これに関してはレンアイに喩えると一発で伝わります。 世の中、お見合い相談所に登録している人、婚活サイト見ている人、マッチングパーティーに参加している人しか、 恋愛対象者じゃない!って思い込んでいる人っていますかね?? むしろ、その視野の狭さが恋愛できない原因じゃない??って思いません? というわけで、求職者も ハローワーク行っている人、求人サイト

昨年度の採用コンサル事例を一部ご紹介します

また新たな事例がたくさんupされました。 https://saiyou.okinawa/case/634/ 手前味噌で、なかなか、はばかられる発言ではありますが…公的事業の報告事例でこんな読んで心揺さぶられるテキストもないな…と思うので、ぜひご一読ください。 その中で今日ご紹介する、嘉数重工さん。 文中にもありますが、1年前までは社内改革の影響で人が大量に辞め、人が辞めた影響で不安になった人がまた辞め…。一時期の半数にまで減った状態でした。 ただ私が、採用リサーチをした

採用に困っている会社のリアル

沖縄県の採用力を向上させる事業は、私が専門家派遣される場合、事業者に負担がありません。 よって、「タダだからいいさ~」とならないように工夫はしています。 そんなこともあって、わりと沖縄の中小企業の中央値。みたいな現実を見せてもらっているのではないかなーと感じています。 例えば、一緒に求人広告の原稿をつくりあげても それをオンライン上の管理画面で、求人サイトに掲載することができない人。これ普通です。 例えば、法人のクレジットカード番号を入力すべき箇所に、キャッシュカード

沖縄で採用コンサルと名乗っている人はいませんでした。

沖縄で採用コンサルと名乗っている人はいませんでした。僕が始めるとき。 いや、いたのかもしれないけど本業として、成り立っている人はいなかったと思います。 参考にする人がいないので、ブランディングもプライシングもセールスフローも、全部自分で考えて、決めて、やっていくしかありませんでした。 部分部分を学んだり、教えを乞うたりした人はいます。 「沖縄で、士業でもないのに、コンサル料なんて、とれない。うまくいくわけがない。」 と…言われたし、 サーッと遠くでニヤニヤ静観されている